トップページ > くらしの安全 > 商品等の安全性に関する調査・商品テスト > 商品テスト結果「折りたたみ電動アシスト自転車の安全性」
更新日:2016年2月4日
電動アシスト自転車のはずなのに公道を走れない?
~ 基準を満たさず、道路交通法違反に問われる自転車も!! ~
平成26年3月11日
生活文化局
消費生活相談窓口には、「電動アシスト自転車を購入したがアシストのタイミングが遅く、ペダルを数回漕がないとアシストが入らない」、「漕ぐのを止めてもしばらく進み続ける」など、アシスト性能に問題がある事例について相談が寄せられています。
そこで都は、比較的安価な折りたたみ電動アシスト自転車について商品テストを実施しました。その結果、道路交通法の基準を満たさないと思われる電動アシスト自転車がありました。
電動アシスト自転車はアシスト力の強さの制御が必要ですが、調査した5検体中4検体で適切な制御ができていませんでした。さらに、テスト商品の中にはペダルを漕がなくても、モーターが回り続け自走してしまうものが3検体ありました。
また、検体によっては取扱説明書が添付されていないものや、ハンドルやサドルの組み立て時に、相当な力を加えて締め付けないと、完全に固定できないものもありました。
○ 動画
・モーターのみで自走してしまう自転車(検体1,2,5)
・ハンドルやサドルの組み立て時に、相当な力を加えて締め付けないと、完全に固定できない自転車(検体4)
※ 運転免許等が必要な「原動機付自転車」であるにもかかわらず、免許等がなくても公道走行できる「電動アシスト自転車」に該当するかのように広告表示した場合、景品表示法上も問題となる場合が有ります。
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お問い合わせ先
東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055