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更新日:2013年3月21日

住宅関連

 住宅建材[12-07]

相談内容

分譲住宅に入居したところアレルギー症状がでた。床材からでてくると思われる臭いが気になったので、床材を交換する工事をしたが、今後の治療に役立てるため、この臭いがどのような化学物質によるものかを知りたい。交換前の床材の一部を、保管しているので調べて欲しい。

テスト結果

揮発する化学物質を、吸着剤を詰めた管に捕集した後、ガスクロマトグラフ質量分析装置を用いて分析した。
その結果、主な成分として、トルエン、p-キシレン、エチルベンゼン、1,2,3-トリメチルベンゼン、ノナン、デカン、ウンデカン、ナフタレン、ジベンゾフラン、アントラセンなどの化学物質が検出された。これらの化学物質は、木材保存剤の成分であるクレオソートなどの石油系油剤に由来すると推定された。
なお、これらの化学物質と相談者のアレルギー症状との関係は不明である。

お問い合わせ先

東京都消費生活総合センター相談課技術支援担当

電話番号:03-3235-1662