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東京都消費生活総合センターからのお知らせ
新作 消費者教育教材DVD/改訂 Web版消費者教育読本が完成しました

改訂 Web版消費者教育読本
「もしも未来が見えたなら 〜いつかクレジットカードを使う日に〜

平成30年度は、民法の成年年齢引下げの法律改正が成立したことや、学校でのICT環境の向上を踏まえ、平成26年度に作成した高校生向け教材「もしも未来が見えたなら〜いつかクレジットカードを作る日に〜」の改訂を行いました。

1.改訂のポイント

(1)契約の重要性や消費者保護の仕組みが学習できる教材【番外編】を追加

2022年4月1日から「18歳で成人する」ことを受け「成年・未成年の違い」「契約の重要性」「消費者保護の仕組み」を学習できる教材を用意しました。番外編は「音声なし・静止画」で構成されており、授業に合わせて必要なところだけを使うことが可能です。

番外編トップページ

(2)授業展開例をさらに充実(主体的・対話的で深い学びに対応)

Web版消費者教育読本を使った従来の3種類のスタンダード版「各ステージの授業展開例」に加え、成年年齢引下げに対応した授業展開例2種類と、主体的・対話的で深い学びの授業展開例3種類を新たに提案しています。

先生用ページの「教材紹介」をクリックすると、授業展開例ごとに、ワークシート、指導者用パワーポイント資料、付録教材がダウンロードできるようになっています。ワークシート(エクセル)は生徒用、先生用(解答付)があり、自由にデータを加工できます。

8つの授業展開例及びワークシート
Web版読本を使った授業提案 授業展開例及びワークシート
スタンダード版(Web版読本+ワークシート)
パワーポイントは適宜お使いください。
ステージ1「クレジットカードを作ってみよう」
ステージ2「クレジットカードで買い物してみよう」
ステージ3「クレジットカードは計画的に利用しよう」
成年年齢引下げに対応した授業提案 「現代の消費社会(1)契約と契約トラブル」
「現代の消費社会(2)消費者をめぐる問題」
主体的・対話的で深い学びの授業提案 「キャッシュレス化による金銭管理」
「クレジットカードと契約」
「クレジットカードの支払方法とショッピング利用時の注意事項」

なお、パワーポイント教材も充実させています。教科書では説明が難しい「クレジットカードの仕組み」も、パワーポイント資料なら説明に合わせてモノやお金が動くので、分かりやすく説明することができます。パワーポイント資料は全部の画面を使う必要はなく、必要な部分だけ使うことも可能です。

(3)授業で使える付属教材をさらに充実

インターネットの環境がなくても、教材を使えるように工夫しました。必要な部分の教材をダウンロードし、印刷して授業で使うことも可能です。

充実した付録9種類(一部を紹介)

ロールプレイ寸劇台本
〈PDF A4縦〉
消費者トラブルの事例を寸劇で体験してみよう!
お金の代わりをするカードセット
〈PDF A4縦〉
名刺10枚印刷用紙(縦55㎜×横91㎜)に印刷すると、1枚ずつ切り離して使えます。

2.本教材へのアクセス方法

  • 「東京くらしWEB」と入力し、トップページ右側のバナー「ネットで学ぶ消費者教育読本」をクリックする。東京くらしWEBトップページ右側に設定されているバナー:消費者教育読本WEB版へリンクしています
  • 消費者教育読本Web版「使用教材が決まっている(対象別一覧)」をクリックする。
  • 対象別一覧からバナーをクリックする。消費者教育読本Web版のページに設置されているバナー:もしも未来が見えたなら〜いつかクレジットカードを使う日に〜へリンクしています
  • 「もしも未来が見えたなら」トップページ先生用ページでは、教材がダウンロードできます。生徒用ページでは、3つのステージと番外編を学習できます。授業に合わせて、好きなところだけ使うことも可能です。