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トップページ > とらぶるの芽(記事一覧) > 油による自然発火に注意!!【とらぶるの芽(No.74)】

更新日:2018年9月10日

油による自然発火に注意!!

こんなところにとらぶるの芽No.74(2018年9月) 
~ちょっと気になる消費生活情報をお届けします~  

油による自然発火に注意!!

洗濯物火災のイラスト

 

 私たちの身近に潜んでいる火災のリスク。火災は、失火、放火だけでなく「自然発火」が原因となることをご存知でしょうか。
自然発火の原因となるものは、落雷、集光(太陽光が一点に集まること)など様々ですが、日常生活の身近なところにある油によって自然発火が起きることがあります。

 

油によって自然発火が起こる仕組み

動植物油は、空気に触れると酸化して熱が発生します。この熱を酸化熱といいます。この酸化熱が蓄積して温度が上昇することで、自然発火に至る可能性があります。

 

油によって発生した火災事例

 

乾燥機発火のイラスト
  • オリーブオイルが多量に付着した洗濯物を洗濯後、乾燥機で乾燥させてそのまま放置したら、洗濯物から自然発火した。 
  • 植物油を含む塗料を拭きとった布をそのまま段ボールに入れて放置したら、段ボールから出火した。
  • 天ぷら油を紙製の油吸着剤で処理をしてごみ袋に捨てたところ、蓄熱して、ごみ袋が燃える火災が発生した。

 

 ここに気を付けよう! 油で汚れた衣類のイラスト

 

  • 美容オイル(オリーブオイル、アーモンドオイル、グレープシードオイルなど)や食用油、動物油などの動植物油が付着した洗濯物は、乾燥機で乾燥させず、自然乾燥にしましょう。(※油は洗濯しても完全に除去できません。)
  • 油の染み込んだ紙や布を捨てる場合は、水を十分に染み込ませるなどの処理をしてから捨てましょう。
  • 注意マークの画像天ぷら油などの各製品には、油の温度設定や捨て方などの注意書きが記載されています。必ず使用方法・使用上の注意を読んでから使用・廃棄しましょう。

 

参考情報

 

「自然発火」関連の情報は下記ホームページでご覧になれます。

※1 東京消防庁「マッサージオイルなどを含んだタオル等が自然発火!」外部サイトへリンク

※2 製品評価技術基盤機構(NITE)「洗濯物から発煙・発火~美容オイルなどが付着した洗濯物を洗濯し乾燥機を使用~」外部サイトへリンク


  印刷用PDF(PDF:241KB)
 

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