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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > クリーニングから戻った合成皮革のズボンでやけど。責任を取ってほしい。

更新日:2014年3月28日

クリーニングから戻った合成皮革のズボンでやけど。責任を取ってほしい。

相談

クリーニング店に合成皮革のパンツを出し、翌日はいて外出したら、太ももがかゆくなり、痛みがひどくなった。その夜に皮膚科を受診したらパンツに残っていた石油系溶剤による「化学やけど」と言われた。店の責任なので治療費と慰謝料を請求したい。(30代、女性)

ドライクリーニングされた衣類が乾燥不十分で化学やけどを発症した場合、クリーニング業者に医療費などを請求することができます。

アドバイス

 石油系溶剤は乾燥しにくく、特に合成皮革製品などは溶剤が残留しやすいため、十分な乾燥を行なわなければなりません。
 乾燥不十分なままで消費者に品物を渡し化学やけどが発症した場合、クリーニング業者には損害賠償の責任が生じます。クリーニング業者と交渉するときには、医療機関で診察を受け、化学やけどであるとの診断書を提示するとよいでしょう。
 化学やけどを防ぐには、クリーニングから衣類が戻ったら、保管する前に必ずビニル袋から出し陰干しをしましょう。もし溶剤の臭いがするようであれば、クリーニング業者に再乾燥を依頼しましょう。
 ダウンジャケットや綿入りジャンパーなども注意が必要です。