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(参照 HP「東京くらしWEB」 危害・危険情報 令和3年2月22日)
スマートフォンの画面の保護や、のぞき見防止、ブルーライトカットなどの目的で画面に貼り付けるガラスフィルムが普及しています。一方で、割れたガラスフィルムや、割れていなくても角や端でケガをしたなどの事故情報が寄せられています。
※事故事例は、消費者庁・国民生活センター「事故情報データバンク」登録事例を加工して作成
スマートフォン模型にガラスフィルムを貼り、10回落下させた。目立った破片の飛散は見られなかったが、ガラスフィルム表面を観察すると、細かく割れた箇所はザラザラし、浮いてはがれそうになっている破片が確認できた。また、大きくひび割れた箇所は、はがれたりした際に切傷につながるおそれがあるとがった部分が確認できた。
ガラスフィルムを折り曲げたときに割れて鋭くなった部分について、切傷ができるか調べる専用器具(シャープエッジテスター)で評価した。切傷(検知テープの貫通)ができ、触ったときにケガをするおそれがあることがわかった。
多くのガラスフィルムは飛散防止加工されているため、破損してもすぐに破片が飛散することはありませんが、そのまま使用しているとポケットやカバンなどから出し入れしているときなどに、破片がはがれてケガをするおそれがあります。