わたしは消費者 教員向け消費者教育情報提供誌・Web版
 

平成29年度

すぐに役立つ「教員のための消費者教育講座」実施報告

東京都消費生活総合センター活動推進課

東京都消費生活総合センターでは、毎年度、小・中・高等学校、特別支援学校の教職員を対象とした「教員のための消費者教育講座」を開催しています。学校の夏休み時期に、今年度も16テーマの講座を飯田橋・立川・新宿の3会場で開催(7月25日〜8月22日)。延べ1,052名に受講していただきました。通常は2時間の講座ですが、今年度は、3.5時間の拡大講座を飯田橋会場の2講座で実施しました。さまざまな団体と連携し、専門家によるバラエティに富んだ講座を展開しました。

拡大講座の一部をご紹介します

え!民法が変わる!?成年年齢引下げから見える消費者教育の重要性
〜事例に学ぶ情報モラル〜

講師
弁護士 中村 新造 氏
協力
日本弁護士連合会消費者問題対策委員会
第二東京弁護士会消費者問題対策委員会

講師から「民法成年年齢引下げ」問題について、何が変わるのか、高校現場でどのようなことが起こりうるかをわかりやすく解説いただきました。後半では、助言者として5人の弁護士が各班に加わりグループディスカッションをし、課題解決のために自分ができることや、消費生活センターにお願いしたいことなどを意見交換しました。受講者からは「内容が盛りだくさんで、今後の授業研究に参考になるものばかりだった。」「問題意識は高まったが、民法の改正は18〜19歳と保護者だけでなく、国民全体の問題だと思った。」などの感想をいただきました。

その他の講座・受講者の声の一部です

あなたのくらしと信用情報 〜自分の信用情報をみてみたら・・・

講師
(株)シー・アイ・シー(新宿会場)
  • ブラックリストと呼ばれているものが、実際にはどのようなものなのか、具体的に説明していただきよくわかった。
  • 信用情報を見ることができ、よい経験になった。

ファッションから考えるエシカル消費

講師
お茶の水女子大学附属高等学校教諭 葭内 ありさ 氏
  • 今までは「エシカルファッション」という言葉を覚えさせるだけで終わっていましたが、自分たちで実践できるところまで指導できるということを知りました。

実験実習の講座に参加された方からの声です

商品表示を読み取ろう〜賢い消費者になるために〜

講師
東京都消費生活総合センター技術支援担当職員
  • 非常におもしろかった。レモン=ビタミンCが豊富という既成概念を崩すのに子供たちにはよい教材になると思った。
  • 塩分計などの実験器具の貸し出しをしてもらえることを知り、授業でできるか検討したい。

カップラーメンの塩分を測る実験

カップラーメンの塩分を測る実験

各講座受講者数

No 講座テーマ 受講者数
消費者教育の教材と講師派遣の情報の取り方を教えます! 48
特別支援学校/ 若者向け ちえとまなぶのずーっと役立つ「お金の話」 64
え!民法が変わる!?成年年齢引下げから見える消費者教育の重要性 58
「騙されるのは自分以外の誰か」じゃない!〜消費者教育を他人事にしない法教育入門〜 68
最新賃貸トラブル〜東京都に寄せられる事例をもとに対処法を考える〜 64
その情報、誰のもの?〜情報社会と権利侵害〜 76
スマホの真実〜紛争鉱物と環境破壊とのつながり〜 74
ファッションから考えるエシカル消費 103
健康食品から考える「健康的な食生活」とは 96
10 消費者の行動が生む食品ロスのメカニズム 115
11 家電製品を安全に使うために 60
12 生活設計とリスクへの備え 61
13 あなたのくらしと信用情報〜自分の信用情報をみてみたら…〜 39
14 ミネラルウォーターについて調べる、考える〜軟水と硬水で何が違う?〜 42
15 商品表示を読み取ろう〜賢い消費者になるために〜 48
16 スマートメーターってどんなもの?〜電力自由化時代の新しい電気メーター〜 36

さらに詳細を知りたい方はこちら

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/manabitai/koza/center/koza_k170615.html