わたしは消費者 教員向け消費者教育情報提供誌・Web版
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平成26年度
小学生・中学生・高校生の消費生活相談概要

東京都消費生活総合センター 相談課

平成26年度に東京都内の消費生活センターに寄せられた相談総数は129,040件で、そのうち「若者相談」(契約当事者が29歳以下である相談)は16,213件であり、全体の12.6%でした。

契約当事者が小学生・中学生・高校生の相談件数

契約当事者が小学生・中学生・高校生の相談総数は1,699件で、前年度の1,631件に対して4.2%増加しています。またその内訳は、小学生322件、中学生641件、高校生736件でした。(図1)

図1 契約当事者が小・中・高校生の相談件数

図1 契約当事者が小・中・高校生の相談件数

相談内容の内訳

小・中・高校生からの相談内容の大半は、前年度同様、いずれも「デジタルコンテンツ」で、小学生の相談の83.2%、中学生の相談の80.5%、高校生の相談の56.3%を占めています。

このほかの相談では、携帯電話やスマートフォンの購入・機種変更に関する相談等の「携帯電話/携帯電話サービス」や、「他の健康食品」「音響・映像機器」「学習塾」「電子ゲームソフト」等に関するものが目立ちます。(表1)

相談の最も多い「デジタルコンテンツ」とは、インターネットを通じて得られる情報のことです。

その内訳を見ると、小・中・高校生ともに、「アダルト情報サイト」に関する相談が非常に多く、デジタルコンテンツ全体の7割以上を占めています。その多くが興味本位によるアクセスや漫画などの無料サイトから不本意に誘導されてアクセスした結果、料金請求画面が消えず困惑するというケースでした。また高校生からの相談では、困惑した結果、事業者に連絡してしまった例が目立ちました。(図2)

表1 平成26年度 小学生・中学生・高校生別 相談が多く寄せられた商品・サービス一覧

小学生(322件)
商品・サービス名 件数
デジタルコンテンツ 268
電子ゲームソフト 5
ペット動物 4
他の玩具・遊具 2
携帯電話サービス 2
電話音声情報 2
学習塾 2
外食 2
他の行政サービス 2
中学生(641件)
商品・サービス名 件数
デジタルコンテンツ 516
音響・映像機器 6
学習塾 6
補修用教材 4
コンサート 4
タレント・モデル内職 ※1 4
パソコン関連機器・用品 3
電子ゲーム玩具 3
電話音声情報 3
家庭教師 3
高校生(736件)
商品・サービス名 件数
デジタルコンテンツ 414
携帯電話/携帯電話サービス ※2 17
他の健康食品 14
運動靴 10
タレント・モデル内職 ※1 10
※1
「タレント・モデル内職」は、タレントやモデルになることをうたい、登録料などを支払わせるものの実際は仕事がこないといった相談
※2
「携帯電話/携帯電話サービス」は、携帯電話機本体に関する相談と加入契約等に関する相談の合計

図2 平成26年度 デジタルコンテンツに関する相談の内訳