わたしは消費者 教員向け消費者教育情報提供誌・Web版
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平成25年度 小学生・中学生・高校生の消費生活相談概要

東京都消費生活総合センター 相談課

平成25年度に東京都内の消費生活センターに寄せられた相談総数は126,951件で、そのうち「若者相談」(契約当事者が29歳以下である相談)は15,280件であり、全体の12.0%でした。

契約当事者が小学生・中学生・高校生の相談件数

平成25年度の相談で、契約当事者が小学生・中学生・高校生の相談総数は1,631件で、前年度の1,620件に対して0.7%増加しています。平成25年度の契約当事者の内訳は、小学生307件、中学生608件、高校生716件でした(図1)。

図1 契約当事者が小・中・高校生の相談件数

図1 契約当事者が小・中・高校生の相談件数

相談内容の内訳

小・中・高校生からの相談内容の大半は、前年度同様にいずれも「デジタルコンテンツ」で、小学生が250件で小学生の相談の81.4%、中学生は484件で中学生の相談の79.6%、高校生では413件で高校生の相談の57.7%を占めています。

このほか、携帯電話やスマートフォンの購入・機種変更に関する相談などの「携帯電話/携帯電話サービス」や、「電子ゲームソフト」「電子ゲーム玩具」「自動二輪車」等の相談が目立ちます(表)。

相談の最も多い「デジタルコンテンツ」とは、携帯電話やパソコンなどで、インターネットを通じて得られる情報のことです。

その内訳を見ると、小・中・高校生ともに、「アダルト情報サイト」の相談が最も多く、割合も非常に高くなっています。興味本位によるアクセスのほか、アニメや漫画などの無料サイトから不本意に誘導され、有料登録されるケースも見受けられます。

続いて、「オンラインゲーム」「出会い系サイト」の相談が多くなっています。そのほかにも、「利用した覚えのない有料サイトから『無料期間中に退会手続きをしていないため料金が発生している。支払わなければ法的手段をとる』との不審なメールが送られてきた」といった相談が多く見られます(図2)。

表 平成25年度 相談の多い商品・サービスの上位5位

小学生(307件)
商品・サービス名 件数
デジタルコンテンツ 250
電子ゲームソフト 9
電子ゲーム玩具 7
携帯電話/携帯電話サービス ※ 5
スポーツ・健康教室 3
音響・映像ソフト 3
中学生(608件)
商品・サービス名 件数
デジタルコンテンツ 484
携帯電話/携帯電話サービス ※ 12
電子ゲームソフト 6
模型玩具 6
パソコン 5
タレント・モデル養成教室 4
電話音声情報 4
高校生(716件)
商品・サービス名 件数
デジタルコンテンツ 413
携帯電話/携帯電話サービス ※ 29
自動二輪車 15
学習塾 12
エステティックサービス 11
コンサート 11
「携帯電話/携帯電話サービス」は、携帯電話機本体に関する相談と加入契約等に関する相談の合計

図2 平成25年度 デジタルコンテンツに関する相談の内訳

図2 平成25年度 デジタルコンテンツに関する相談の内訳(小学生)

図2 平成25年度 デジタルコンテンツに関する相談の内訳(中学生)

図2 平成25年度 デジタルコンテンツに関する相談の内訳(高校生)