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安全シグナル

危ない! 調理中の着衣着火

東京消防庁によると、死傷者が発生した着衣着火による住宅火災は、2018~2020年の3年間に133件起こっています。出火原因の大半はこんろで107件、その死傷者は111人でした。着衣着火によるけがの程度は重く、入院が必要な中等症以上が半数以上となっています。なかでも、65歳以上の高齢者では素早い消火ができず重症化する場合が多くあります。調理中は火に近づきすぎないよう注意し、もし着衣に火がついてしまったら、脱ぐ、たたく、水をかけるなどして直ちに消火しましょう!

こんな事故が起きています!※1

  • 90代女性は、自宅の台所で調理をしていた際に、エプロンの袖がこんろの火に接触して着火し、受傷した(中等症)。
  • 60代女性は、台所の棚にある食料を取ろうとした際に、こんろの火が着ていたブラウスの右腰部分に着火し、受傷した(軽症)。

事故防止のポイント※2

  • 調理中は、ストールなどは外し、服のすそや袖が炎に接しないよう、特に注意しましょう。
  • 鍋などの近くでは、炎が見えなくても着火の危険があります。鍋などの底から炎がはみ出さないよう、火力を調節しましょう。
  • ガスコンロの上や奥の物を取るときなど、こまめに火を消し、衣服の袖や裾に燃え移らないよう注意しましょう。
[参考HP]
問い合わせ
東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3082