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相談の窓口から

プリペイドカードは、有効期限や利用条件をよく確認しましょう

質問
 友人からのプレゼントで、お店で利用できる3,000円のプリペイドカードをもらいました。もらってすぐに1、2回利用しましたが、その後はしばらく使わずにいました。先日、店舗で使おうとしたところ、「有効期限は最終利用日から2年で、既に期限が切れているので使えない」と言われました。残り2,000円近く利用できるはずなのに、払戻しをすることもできないと言われ、納得できません。
回答
 あらかじめお金を払っておいて買い物ができるプリペイドカード(以下「プリカ」という。)は、飲食店やスーパー、コンビニエンスストアなどで実際に買い物をする時に現金やおつりを確認する手間がなく会計がスムーズに行えます。
 プリカには、いくつか種類(磁気型、IC型、サーバ型など)がありますが、あらかじめチャージ(前払いして入金)して使用するという基本的な仕組みは同じであり、資金決済に関する法律(資金決済法)の適用を受けます。
 また、プリカには有効期限があるものとないものがあり、有効期限は、期日指定のほか最終利用日からの期間が定められている場合があります。有効期限を過ぎたプリカは使えなくなり、資金決済法では原則として払戻し(換金)が認められていません。
 カードに記載されている表示や別紙で渡される利用規約などをよく読み、有効期限の有無や条件を確認しましょう。
 ただし、例外として、利用者のやむを得ない事情から利用が困難になった場合などには、払戻しが認められることもあります。利用者のやむを得ない事情かどうかは発行者の判断によりますので、発行者の払戻し条件を確認し、発行者に問い合わせて確認しましょう。
 何かあったら最寄りの消費生活センターに相談するとよいでしょう。
相談窓口のご案内
電話03-3235-1155