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相談の窓口から

アナログ回線が廃止されると光回線の工事が必要?

質問
 自宅にある事業者から電話があり、「今後、固定電話はアナログ回線から光回線に切り替わる。光回線を使うには工事が必要だ」と言われました。固定電話を使い続けるためには光回線の工事が必要でしょうか。
回答
 東日本電信電話(株)は、2024年1月に固定電話の回線をアナログ回線から光回線に切り替える予定です。
 これに便乗して、電話勧誘や訪問販売で、「光回線を使うには契約変更が必要だ」と勧誘する事例が発生しています。中には、事例のように「光回線の工事が必要である」等と言って強引に契約を結ぼうとする事例もあります。
 しかし、東日本電信電話(株)の光回線切り替えにより、利用者が自宅内の回線工事を行う必要はありません。 現在お使いの固定電話機はそのまま利用することができますし、切り替えに伴う手続きも一切不要です。基本料金は現在と同額の予定で、通話料は今までのような距離によって変わる料金体系ではなく、全国一律料金となるようです。切り替えに便乗した勧誘には十分注意してください。
 なお、光回線サービスについては、
  • 契約内容をよく理解できないまま光回線の契約を承諾してしまった。
  • 安くなると言われたのに、以前よりも料金が高くなった。
  • 現在契約している事業者のサービス変更だと思っていたら、全く関係ない事業者との契約だった。
  • 聞いていた説明と違うので解約を申し出たら、高額な解約金を請求された。
などの相談が消費生活センターに寄せられています。
 勧誘を受けた際は、事業者名、電話番号などの連絡先を必ず確認しましょう。勧誘されてもすぐに契約せず、現在の契約内容と比較・検討しましょう。契約内容や料金などについて不明な点があれば、事業者に問合せて納得するまで確認することが重要です。
 契約する意志がない場合は、曖昧な返事をしないではっきりと断りましょう。契約してしまった場合でも、一定期間であれば解約可能な場合もありますので消費生活センターに相談してください。
相談窓口のご案内
電話03-3235-1155