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フレッシュ市場

クロマグロ

 マグロの中でも特に「本マグロ」とも呼ばれるクロマグロは、一年の中でも冬に旬を迎えます。天然物は主にはえ縄や定置網・釣りなどで漁獲されますが、近年は養殖物も増えています。水揚げ後数日置くことでうまみが増すと言われ、そのため市場内の仲卸店舗では、仕入れた魚を食べ頃まで冷蔵保存するなどの工夫がされています。
 私たちがよく目にするのはスーパーなどでパック詰めにされたマグロです。おいしいマグロを選ぶには、①赤身が色鮮やかで黒い斑点がない、②赤い汁があまり出ていない、の2つがポイントです。寿司や刺身で食べるイメージが強いマグロですが、江戸時代までは鍋や汁物で食べるのが中心でした。特に、まぐろとねぎを一緒に煮込んだ「ねぎ鍋」が有名です。
 マグロと言えば、築地市場の新年の初せりを思い浮かべる方も多いと思います。その築地市場は80年を超える歴史に幕を閉じ、10月11日に豊洲市場が開場しました。今後も豊洲市場は安全・安心な市場として、マグロをはじめ、より品質管理された生鮮品を皆様の食卓へとお届けしてまいります。

資料提供:東京都中央卸売市場 築地市場

市場のことをもっと知ってもらうため生まれた「イッチーノ」。市場大好きイッチーノの家族が「東京のいちば」の魅力を伝えていきます!

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