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安全シグナル

ショッピングカートを購入・使用する際は、気をつけて!

高齢者の方に人気の製品に「ショッピングカート」等と呼ばれるキャスター付きの買い物用バッグがあります。荷物の負担を少なくするのと同時に、歩行をサポートするという目的で購入される方も多いと思われます。しかし、ショッピングカートは、本来、歩行の補助を目的とした製品ではありませんので、購入・使用する際にはその点を考慮しましょう。

消費生活相談窓口には、ショッピングカートの購入による
トラブルや使用中のけが等の事例が寄せられています。

  • 通販でショッピングカートを購入したが、重たいので返品したい。
  • 福祉用品売り場で購入したショッピングカートを使用中、点字ブロックにひっかかり転倒、手首を骨折した。
  • ショッピングカートをもらって数年使った。ハンドルを持ちあげたら、突然ハンドルが折れた。

ショッピングカートの購入・使用の際の注意点

  • ショッピングカートの購入を検討する際は、使用者本人や家族等が製品知識に詳しい販売員の話をよく聞くなどして、ショッピングカートの使用が身体の状態に合っているかどうかを確認しましょう。
  • ショッピングカートは、車輪の大きさ等によって走行性が異なります。また、ブレーキの有無や位置も製品によって異なります。購入の際は、使用者本人がいくつか試して比較検討しましょう。
  • 購入後は、ショッピングカートを身体のどの位置に置くか等、安全な取り扱いを知った上で使用しましょう。
    また、使用の際には、エスカレーターに巻き込まれたり、エレベーターの扉に挟まれたりしないように注意しましょう。
  • 使用の頻度や方法によって製品寿命は異なります。劣化は使用中の破損を引き起こすこともあり、大変危険です。購入後は定期的に点検しましょう。
[参考]
問い合わせ
東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3055