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安全シグナル

高齢者の転倒に気をつけて!

東京都が行った「シニア世代における一人及び二人暮らしの身の回りの危険」のアンケート(対象:高齢者のみで暮らしている都民を見守っている家族等)では、家の中で「けがをした・しそうになった」という危害及びヒヤリ・ハット経験を収集しました。その結果、「転倒」に関する事例が圧倒的に多く見られました。

こんな事故が起きています!(敷物・段差・階段で「転倒」)

  • フローリングの上に敷いたカーペットの端がめくれており、それに足を引っかけて転び、膝をひねった。(90代前半)
  • 畳とフローリングの間に3cm程度の段差があり、つまずいて転倒。足をくじいた。(70代前半)
  • 階段の最後の一段を踏み外して転倒した。(70代前半)

こんな工夫をしています!(家庭内事故防止のための見守り工夫はさまざま)

アンケートでは、ヒヤリ・ハット経験の収集に加えて、見守る人たちが実践している事故防止のための工夫を聞きました。その結果、例えば、リビングでの転倒を防ぐために、カーペットを「敷かない」がある一方で、「部屋全体に敷き詰める」もあり、家庭内事故防止の工夫は、高齢者それぞれの家や各人に合わせて行われていることがわかりました。

  • 床に物を置かないようにする。
  • 床に部分的な敷物を敷かない。
  • 電源コードを歩く範囲に這わせない。
  • 階段や廊下の段差が見えやすいように、蛍光テープを貼った。…等
[参考]
問い合わせ
東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3055