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フレッシュ市場 ブドウ

 ブドウは、ナシに次いで生産量が多い東京を代表する果物です。
 都内にはおよそ45ヘクタールのブドウ畑が点在し、370トンほどのブドウが生産されています。稲城市、調布市、練馬区、三鷹市、小平市等の産地直売所や農家の庭先で販売されるとともに、一部では摘み取り園も開かれています。
 東京産ブドウの販売は8月下旬から始まり9月下旬頃まで続きますが、この間、切れ目なく販売を行うために多くの品種が作られています。その中でも、東京のオリジナル品種であり、ほぼ都内のみで作られる「高尾」は、多くの方々に広く愛されてきました。
 また近年では、全国的に人気の高い、皮ごと食べられる「シャインマスカット」の栽培も増えています。
 東京都農林総合研究センターでは、植え付けから結実までの年月を短縮し、新品種への更新を促進できる“根域(こんいき)制限栽培”など、都民の皆様のニーズに応える新しい栽培技術の開発に取り組んでいます。
 今年の夏は、お近くの直売所等へ足を運んでいただき、新鮮で美味しい東京産ブドウをお楽しみ下さい。

資料提供:(公財)東京都農林水産振興財団 東京都農林総合研究センター