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安全シグナル

たんすの転倒による子供の事故に注意!

たんすやチェストが転倒し、子供がケガをする事故が起きています。たんすは複数の引き出しを同時に開けたり、引き出しに子供が乗ったり、ぶら下がったりすると、バランスを崩して転倒し、大きな事故につながるおそれがあります。

こんな事故が起きています!

  • 子供がたんすの引き出しをすべて開けたところ本体が倒れ、子供が下敷きになった。
  • 子供が6段あるたんすの引き出しを最下段から3段目まで開けたところ、たんすが倒れ、全身に打撲を負った。
  • 3段チェストを1歳の子供が触ると倒れてきた。

※出典:事故情報データバンクシステム

事故を防ぐために!

  • たんす等の家具類を固定する
    通常の使用では安定していても、引き出しを複数同時に開けたり、想定以上の重みがかかると転倒する危険性があります。子供の事故を防止するため、家庭内の家具類を固定しましょう。
  • 引き出しにストッパーをつける
    スライドレール式の引き出しなど、子供の力でも簡単に全開できる製品が増えており、事故につながるおそれがあります。子供が小さい間は、引き出しを開けられないように対策し、あわせて家具の転倒の危険性について教えましょう。
  • 子供の興味を引くものを、たんすの上に置かない
    子供は成長と共に好奇心旺盛になり、思いもかけない危険な行動をすることがあります。子供の興味を引くものを、子供から見える高い位置に置かないようにしましょう。
[参考]
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)《家庭内で起きる乳幼児の思わぬ事故に注意》
http://www.nite.go.jp/data/000084454.pdf
[参考]
消費者庁《子ども安全メールfrom消費者庁 vol.308子供がタンスを倒した!》
http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20160929.php
問い合わせ
東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3082