メニュー

フレッシュ市場 [春の花壇を彩るペチュニア]

 朝顔に似たカラフルな花を咲かせるペチュニアは、春の花壇やプランターを飾る定番の花です。基本色の赤、青、白、淡黄などに加え、覆輪、絞り、星咲き、脈入りなど花弁色は多種多様で、花型も小輪系から大輪系、八重咲きやフリルなどがあり、多彩な品種が私達の目を楽しませてくれています。
 原産地は南米大陸のブラジル南部、ウルグアイ、アルゼンチンなどで、わが国には江戸末期に「ツクバネアサガオ」の名称で渡来しました。導入当初は、雨に弱いため生育がおもわしくなく、なかなか人気もでませんでした。しかし、日本の気候に適するように品種改良が進められた結果、暑さに比較的強くなり、最近では雨に負けない小輪系品種も登場しています。
 都内でも多くの花き農家がペチュニアの苗を生産しています。
 ガーデニングなどでも扱いやすい花ですので、皆さんも好みのペチュニアを組み合せて春の花壇を楽しまれてはいかがでしょうか。

資料提供:(公財)東京都農林水産振興財団 東京都農林総合研究センター

●くらしに役立つバックナンバー