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くらしを彩る時季の催しをご紹介 東京彩祭(とうきょうさいさい)

目黒のさんま祭(目黒区)

くらしの彩祭話々(さいさいわわ)

目黒のさんま祭

 「サンマは目黒にかぎる」というオチで有名な落語『目黒のさんま』。その舞台は、現在の目黒区にある茶屋坂とされています。そんな茶屋坂に近い田道広場公園を会場に催される「目黒のさんま祭」は、今年で21回目。区内外からの来場者で賑わい、中にはサンマ目当てに前日の夜から並ぶ人もいます。
 気仙沼から来た「サンマ焼き隊」の皆さんが炭火の前にずらりと並んで腰掛け、気仙沼漁港で水揚げされたサンマを1尾1尾焼いていきます。会場には煙とともに、行列する来場者の食欲をかき立てる香ばしい匂いが漂います。焼けたサンマには大分県臼杵市産のカボス、気仙沼市産の大根おろしが添えられて供されます。なお両市と目黒区は、この祭をきっかけに災害時相互援助協定を結んだそうです。

 目黒のさんま祭は、宮城県気仙沼市の町おこし団体の「『目黒のさんま』の舞台である目黒区の人たちに、おいしいサンマを振る舞いたい」という粋な想いがきっかけで始まりました。田道地区の住民の協力を得て、地区の祭りとして1996年に第1回目を開催。それが大好評だったことから、気仙沼市内のまちづくり団体や商工会議所、行政などが「目黒のさんま祭気仙沼実行委員会」を組織し、目黒のさんま祭を立ち上げたのです。
 そして現在、この祭は目黒区民まつりの一環として催されています。ほかには、友好都市などの名産品を購入できる「ふるさと物産展」、噺家による落語『目黒のさんま』などが披露される「おまつり広場」、親子で楽しめる催しのある「子ども広場」がそれぞれの会場で行われ、サンマ以外も楽しめるお祭りになっています。

今月の催し

第40回 目黒区民まつり(目黒のSUNまつり)

  • イベント日時:平成28年9月18日(日) 10時~15時30分

会場概要

目黒のさんま祭・ふるさと物産展
会場:目黒区立田道広場公園、田道ふれあい橋ほか
おまつり広場
会場:目黒区中小企業センター、目黒区民センターホールほか
子ども広場
会場:目黒区立田道小学校
  • 問合せ先:03-5722-9278(目黒区民まつり実行委員会事務局)
  • アクセス:JR・東急目黒線「目黒」駅からそれぞれ徒歩約10分

クイズで彩祭(さいさい)

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