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フレッシュ市場 [冬瓜(とうがん)]

 「冬瓜(とうがん)」は、名前に「冬」とつきますが、実は夏野菜であり、旬の時期は6月から9月になります。貯蔵性が高いため、夏に収穫し、風通しのいいところに置くと、冬まで保存できることから「冬瓜」という名前がついたそうです。主な産地は、愛知県や沖縄県になります。特徴として、完熟すると皮の表面に白い粉をふきますが、「琉球冬瓜」という種類は、完熟しても白い粉をふきません。どの角度から見ても緑が濃く色鮮やかなものが、新鮮で美味しいです。なお、スーパーなどでは、カットされた状態で売られていることが多く、身がみずみずしく白いものほど新鮮です。
 「冬瓜」にはカリウムやビタミンCが含まれ、体内の熱を冷ましたり、むくみ解消などの効果があります。調理方法は、煮物、あんかけ等ありますが、最近のおすすめは、皮をむき、スライスして、しゃぶしゃぶで食べることです。なお、冷製スープなど冷たいメニューでも美味しく食べられます。冬瓜を食して、暑い夏を涼しく過ごしてみませんか。

資料提供:東京都中央卸売市場 築地市場

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