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安全シグナル乳幼児の玩具での「手の挟まれ」に注意!

 開口部のある玩具に乳幼児が手を入れて、そのまま抜けなくなってしまったという情報が、消費生活相談窓口及び都民へのアンケートに寄せられています。「手の挟まれ」事例では、医療機関を受診するほどのケガには至らなくても、玩具を解体して手を外したり、どうしても抜けずに消防隊が出動するような事態になることがあります。玩具の使用上の注意は、パッケージ等に細かく記載されていますが、乳幼児は思わぬ行動を取るものだということを認識して、玩具を与えるようにしましょう。

こんな危害及びヒヤリ・ハット事例があります

  • 玩具のバスの穴が開いている部分に指を突っ込んで抜けなくなり、泣いているのに気がついて、大騒ぎになった。ハンドクリームなどを塗って滑りをよくし、何とか抜けた。
  • ボールが転がる玩具の出口に手を入れてしまい取れなくなり、分解してやっと外すことができた。

乳幼児に玩具を与える際は注意しましょう

●対象年齢を確認しましょう!
玩具等の対象年齢は、安全性等を考慮した上で設定されています。
中には一見、乳幼児向けに見えても対象年齢が高い商品もあるので、必ず確認しましょう。
●きょうだいで遊んでいるからと、安心しないで!
都民を対象としたアンケートでは、乳幼児の身の回りの事故は、きょうだいで遊んでいる時に起きている事例も多く見受けられました。
就学児向けの玩具を乳幼児が使用することにより、思わぬ事故が引き起こされることがあります。
きょうだいで遊んでいるからと安心せず、乳幼児の身の回りには十分注意を払いましょう。
[参考]
お問合せ先
東京都生活文化局 消費生活部生活安全課 
TEL03-5388-3055

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