東京都消費生活総合センター

web版 くらしに役立つ都民のための消費生活情報誌 東京くらしねっと平成28年 2016 No.225 1月号

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相談の窓口から 光コラボの契約をすれば料金は安くなるらしいけど…
~契約する際は内容を十分確認しましょう~

 インターネット接続の光回線とIP電話をA社、プロバイダはB社と契約していました。2日前にC社の代理店から電話があり「C社の光コラボに変更すれば、通信サービスの内容はそのままで契約を一つにまとめることができる。簡単な手続きで今より毎月の料金が800円ほど安くなる」と勧誘されました。突然のことで内容はよくわかりませんでしたが、少しでも安くなるならと思い契約を了承しました。そして、その場で代理店から電話で指示されるまま、自宅のパソコンを操作し、サービスを切り替える「転用」手続きを行い、画面に表示された転用承諾番号を代理店に伝えました。翌日家族に契約先を変更する旨を伝えたところ、プロバイダが替わると今までのメールアドレスが使えなくなると言われました。そのような説明を受けた覚えがないので、前の契約に戻したいです。

 平成27年2月から大手の電気通信事業者が光回線の「卸売」を始めました。この卸売を受けて、多くの事業者が光回線を利用して独自のサービス内容や料金で通信サービスを提供する「光コラボレーション(以下「光コラボ」)」の販売を行っています。これにより、例えば携帯電話事業者が光回線と携帯電話をセットで販売したり、プロバイダが光回線をセット販売するなど、消費者の選択の幅が広がっています。
 一方、光コラボは代理店による電話勧誘も多く、事業開始直後からセンターには様々な相談が寄せられています。勧誘時の事業者からの説明は、料金が割安になる点が強調されがちですが、新たな契約で料金体系が複雑になったり、今までのメールアドレスが利用できなくなる場合があります。また、元のサービスに戻りたい場合や他の事業者に変更したい場合に、解約料が発生したり、電話番号が変わったり、工事が発生することもあります。

 電話での説明だけで契約内容を理解し、メリット・デメリットを判断するのは容易ではありません。その場で判断せず、慎重に内容を検討したうえで、契約することをお勧めします。
 なお、事例のように代理店に転用承諾番号を伝えてしまった場合でも、代理店側の転用手続きが完了する前であれば、事業者は原則として、解約に応じています※。(※転用手続きが完了した場合は、契約内容に応じて、解約料が請求されます。)
 分からないことや困ったことがあれば最寄りの消費生活センターにご相談ください。

イラスト 光コラボの契約

『相談の窓口から』11月号について
公益社団法人東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会の皆川会長からお話しがありました。
 記事にマッサージとありましたが、“マッサージ”の施術は、『あんまマツサージ指圧師・はり師・きゅう師等に関する法律』による国家試験を受け資格を取得した者が施術を行うことができます。
 ご自身の状態に応じた適切なマッサージの施術を選択するためには、利用者自身が国家資格者のマッサージ師か確認し、既往歴や現在の症状・状態について施術者に積極的に申告し、相談することが、事故防止はもちろん、施術の効果を高めるためにも非常に重要となります。

※本年春以降から、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格者は、厚生労働大臣免許保有証のネームプレートを掲示する予定です。

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