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web版 くらしに役立つ都民のための消費生活情報誌 東京くらしねっと平成27年 2015 No.221 9月号

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相談の窓口から 訪問販売で購入した浄水器の解約料!?
~不当な請求をされる二次被害に注意~

 7年前A社から訪問販売で購入した浄水器を処分後、A社が再訪して来て、50万円の解約料を請求され、訳もわからず払いました。その後、B社が来て「A社は倒産した。浄水器はリース品だった。返せないなら30万円を支払って」と言われ、応じてしまいました。今度はC社が来て、「A社はインチキな会社。解約がまだできていないので、解約料50万円を支払うように」と言われ応じました。やっと解約証明書を貰ったら、再度C社が来て、「証明書には社印がなかった、今度こそきちんとしたものを渡す」と言われ、再び50万円を支払うことになってしまいましたが、計180万円も払う必要があったのでしょうか。解約書面にある電話番号にかけても通じません。

 浄水器の訪問販売では、浄水器の点検をするなどと持ちかける点検商法、水に試薬を入れて色の変化を見せ、機能を強調する実験商法などが典型的な手口です。契約書や領収書等を受け取っておらず、業者名が不明でクーリング・オフできないという相談も見受けられます。
 事例では、複数業者が入れ代わり立ち代わりやってきて、さまざまな事を並べ立てていますが、請求はすべて根拠のない不当なものでした。これらは詐欺的な勧誘による二次被害と考えられます。
 過去に購入した浄水器が代金支払済なら、購入した人の物なので、どう処分しても自由です。リース料や解約料を一方的に請求されても、業者が請求の根拠を示さない限り支払う必要はありません。

 業者の連絡先が不明、電話が通じない等では、支払ったお金を取り戻すのは、困難です。同じ地域で同様の被害が発生する可能性があるので、他の人が被害に遭うのを防ぐためにも、警察に相談した方がよいでしょう。
 業者が、浄水器の点検、メンテナンス等と訪ねてきても、すぐに信用せず、安易に家に入れないことが大切です。あらかじめ交番や自治会、家族や近所の人などに相談しておき、もし業者が帰らない場合は助けを求めましょう。困った時はお近くの消費生活センターにご相談ください。

イラスト 不当な請求をされる二次被害に注意

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