東京くらしねっと 7月号

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テストレポート

ストーブの安全な使用に関する調査を実施 ~電気ストーブは誤った使用をすると危険です~

ストーブの安全な使用に関する調査を実施 ~電気ストーブは誤った使用をすると危険です~

毎年、冬季になるとストーブが原因の火災が多発しています。火災の発生状況を見ると、「寝返りをした際に、近くにあったストーブに布団が接触した」「ストーブの上や近くで洗濯物を干した」など、誤った使用方法や認識が、火災の原因になっていると考えられます。
そこで都は、ストーブの使用実態や認識等について、インターネットアンケート調査や試験を実施しました。

主な調査結果

●電気ストーブに対する危険意識と、火災の実態には大きな差が!
都民2万人に対して、5種類の暖房器具のうち、どれが最も火災の危険が高いと思うか(図1)を質問したところ、8割以上の人が、石油ストーブと回答しました。ところが、実際には、電気ストーブを原因とする火災も多発しており(図2)、都民の意識と実態に差があることがわかりました。
  • 火災の危険が高いと思う暖房は?(図1)火災の危険が高いと思う暖房は?(図1)
  • 実際の火災件数は…(図2)実際の火災件数は…(図2)
●物から1m未満の距離で電気ストーブを使用している人が6割超
電気ストーブと石油ストーブの使用者それぞれ520人に、ストーブの前面から、物をどのくらい離しているか質問したところ、物から1m未満の距離で使用している方が、石油ストーブでは3割でしたが、電気ストーブは6割を超えました。
●電気ストーブの近くに物を置くと、火災の危険が高まります
電気ストーブの近くに置いた可燃物の危険性を調査するため、使用中の電気ストーブの前面に、5cmから1mまで距離を変えて綿布団を置き、それぞれの距離で布団の表面温度を測定しました。
  • ●電気ストーブから5cmの距離では発煙し、表面温度は500℃以上に上昇
  • ●10cmでは発煙はしなかったものの、表面温度は約200℃に
  • ●30cm離した場合でも100℃以上まで温度が上昇する

など、物が直接触れていなくても、距離が近いと火災ややけどの危険が高まることがわかりました。

5cmの場合5cmの場合

消費者へのアドバイス

  • ❶取扱説明書をよく読み、物から十分に離す
  • ❷寝る時やその場を離れる時はスイッチを切る習慣をつける
  • ❸使用しない時は電源プラグをコンセントから抜いておく
  • ❹電源プラグや電源コードの清掃・点検をする
東京くらしWEB くらしの安全 商品テスト結果 「ストーブ」安全性に関する調査
http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/test/sutoobu_press.html
問い合わせ
東京都生活文化局 消費生活部生活安全課 TEL:03-5388-3055
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