東京くらしねっと 11月号

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結婚式場の解約トラブル 申し込んだ翌日のキャンセルでも、高額な解約料金が!結婚式場の解約トラブル 申し込んだ翌日のキャンセルでも、高額な解約料金が!

質問 1年後に結婚が決まり、式場選びのため、婚約者と二人で、ある結婚式場のブライダルフェアに出向きました。長時間の説明に加え、披露宴の食事の試食もあったため、予定を2時間もオーバーしてしまいました。他の式場にも行くつもりでしたが、今日申し込めば割引価格になると言われたこともあり、とりあえず申込みだけでもしておこうと、申込金20万円をクレジットカードで支払いました。帰宅して両親に相談したところ、その日は親族の都合が悪いとわかり、翌日、式場にキャンセルしたいと伝えました。すると「解約した場合は、申込金20万円を解約料に充当しますので、返金できません」と言われました。1年後の式場を契約した翌日のキャンセルなのに、20万円も払わなくてはいけないのでしょうか。

結婚式場の解約トラブル イラスト

回答 最近は、従来の専門式場やホテルのほかに、レストランでのウェディングやハウスウェディングなども人気があります。一方、結婚式が多様化する中で、式場とのトラブルも増える傾向にあります。
 事例のように、とりあえずのつもりでその場で申し込みをしたものの、解約することになり、高額な解約料を請求されてトラブルになるケースが多く見られます。
 結婚式場の解約料については、統一された基準はありません。それぞれの式場が、解約料も含めて、契約に関する規定を約款などで定めています。「婚礼日の○○日~□□日前は△△円」と段階的に解約料を設定している式場が多く、解約の申し出が婚礼日に近いほど高額になるのが一般的です。解約されると、式場には損害が発生することがありますから、解約料を請求すること自体は不当ではありません。しかし、その額が妥当なのかどうかを消費者が判断するのは困難です。疑問があれば、まずは、式場に解約料の算定根拠などの説明を求めてみましょう。納得できない場合は、話し合いをすることになります。ケースバイケースではありますが、解決は難しいのが現状です。
 結婚式場の契約は高額になることも多いため、解約料も高くなりがちです。式場とのトラブルを防ぐためには、高額な値引き等を提案されても、その場ですぐ決めずに、他の式場と比較検討し、納得してから契約することが大切です。
 困ったときは、最寄りの消費生活センターに相談をしてください。

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