東京くらしねっと 11月号

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読者レポート 自転車の選び方とメンテナンス 読者委員 室岡満美(むろおか まみ)自転車の選び方とメンテナンス

読者レポート 自転車の選び方とメンテナンス 読者委員 室岡満美(むろおか まみ)自転車の選び方とメンテナンス自転車の選び方とメンテナンス

自転車の選び方

 自転車を選ぶ際は、目的や使用頻度、自分の体形、予算に合わせて選びます。お店の人に相談するとよいでしょう。
 以下の基準を参考にしてください。

使用頻度と価格
 同じような街乗りの自転車でも、価格はさまざまです。価格の差は、デザインだけではなく、サビに強い素材を使用していたり、長時間の使用にも対応できるつくりになっていたり、一見してわからないところにもあります。週一回程度の使用であれば、手頃な価格の自転車でも大丈夫です。毎日の使用や、ある程度長い距離を乗るのであれば、しっかりとして頑丈な自転車を選びましょう。自転車は消耗品なので、使用回数や、経年によって劣化し、使用頻度が多いと劣化も早くなります。
サイズ
 街乗り車を選ぶ際は、身長とタイヤサイズ(インチ)を目安にします。ただし、車種と乗る人の手足の長さによっても違いがあるので、店頭で試乗して自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。
ハンドル
 ハンドルの形は、セミアップとオールラウンダーの大きく二つに分かれます。U型のセミアップは直立姿勢で乗り、遅いスピードでもふらつきにくくなります。左右にまっすぐのオールラウンダーは、前傾姿勢で乗ります。力が入りやすいためスピードも出やすく、上り坂なども比較的楽になります。
ダウンチューブ
 ハンドルからサドルまでをつなぐダウンチューブは、下に曲線になっているものと、直線で足をあげてまたぐものがあります。曲線のものは、身長が低めの方や、膝が曲げにくい方でも乗りやすくなっています。乗り降りしやすいと感じるほうを選ぶとよいでしょう。
ギア(変速機)
 利用する道路に坂があるときは、ギアが付いているほうが楽にこげます。ギアには内装と外装があり、内装は、ギアチェーンにカバーが付いていて外からチェーンは見えず、汚れにくくなっています。外装は、ギアチェーンがそのまま見えるもので、変速調整範囲が広く、さまざまな地形に細かく対応できます。

高齢者と自転車

 高齢になっての自転車の利用は、適度な運動になる、行動範囲が広がる等の、良い面もありそうです。高齢人口が増え、自転車に乗る高齢者は今後多くなることも考えられます。
 最近の自転車には、シニアの方向けの、乗り降りしやすく腰に負担がかからない仕様が多く取り入れられています。電動アシスト自転車にも、子供乗せタイプのほか、シニア向けの製品がありました。
 電動アシスト自転車を試乗しました。こぎ始めから軽い力でスッと進み始め、とても楽にこげました。初めて乗ったので、止めるとき少し不安定になってしまいましたが、練習すれば慣れそうです。

電動アシスト自転車に試乗する室岡委員(左)

高齢者と自転車

 高齢になっての自転車の利用は、適度な運動になる、行動範囲が広がる等の、良い面もありそうです。高齢人口が増え、自転車に乗る高齢者は今後多くなることも考えられます。
 最近の自転車には、シニアの方向けの、乗り降りしやすく腰に負担がかからない仕様が多く取り入れられています。電動アシスト自転車にも、子供乗せタイプのほか、シニア向けの製品がありました。

電動アシスト自転車に試乗する室岡委員(左)

 電動アシスト自転車を試乗しました。こぎ始めから軽い力でスッと進み始め、とても楽にこげました。初めて乗ったので、止めるとき少し不安定になってしまいましたが、練習すれば慣れそうです。

自転車のメンテナンス

 日常生活で自転車を使用する際の注意点と、簡単なメンテナンスについて教えてもらいました。

タイヤの空気量
 適度な空気の量は、タイヤを両側面から指ではさんで、ちょっとへこむくらいが目安です。自転車店で一度教えてもらうとよいでしょう。空気を入れ過ぎると、タイヤが破裂する危険もあります。また、使用しなくても空気は自然に抜けていくので、定期的に確認しましょう。
注油

 注油が必要な場所は、チェーン、カギ、ブレーキのレバーとワイヤーです。3カ月に一度を目安に注油します。オイルは、自転車店等で販売されているので、一本用意しておくとよいでしょう。
 チェーンへの注油方法は、カバーがないチェーンには、ペダルを手で回しながらチェーンに直接かけ、垂れた油はタオルなどで拭き取ります。カバーがあるときは、注油口である小さな穴に、スプレーのノズルを差し込み一吹きします。
 カギがかかりづらいときも、サビによる場合が多いので、カギ穴に一吹き注油すると、すべりがよくなります。
 ブレーキは、レバーやワイヤーにサビが起こると、利きが悪くなります。注油方法は、ブレーキレバーのワイヤー固定部にオイルを垂らします。ブレーキレバーを握って、ブレーキを数回動かしてオイルを浸透させた後、余分なオイルを拭き取ります。
 自宅での注油が難しいときには、点検をかねて、自転車店にお願いするのもよいでしょう。

ご存知でしたか? チェーンの注油口はここです

注油

 注油が必要な場所は、チェーン、カギ、ブレーキのレバーとワイヤーです。3カ月に一度を目安に注油します。オイルは、自転車店等で販売されているので、一本用意しておくとよいでしょう。
 チェーンへの注油方法は、カバーがないチェーンには、ペダルを手で回しながらチェーンに直接かけ、垂れた油はタオルなどで拭き取ります。カバーがあるときは、注油口である小さな穴に、スプレーのノズルを差し込み一吹きします。

ご存知でしたか? チェーンの注油口はここです

 カギがかかりづらいときも、サビによる場合が多いので、カギ穴に一吹き注油すると、すべりがよくなります。
 ブレーキは、レバーやワイヤーにサビが起こると、利きが悪くなります。注油方法は、ブレーキレバーのワイヤー固定部にオイルを垂らします。ブレーキレバーを握って、ブレーキを数回動かしてオイルを浸透させた後、余分なオイルを拭き取ります。
 自宅での注油が難しいときには、点検をかねて、自転車店にお願いするのもよいでしょう。

ギア

 使用せずに固定されたままになると、動きが悪くなりサビの原因になります。日常で効果的に使用することが、メンテナンスにもつながります。

 自転車には、定期的な点検が最も大切です。法的な決まりがないため、点検を受けない人が多いのではないかと思われますが、長く安全に使用するために、半年に一回は自転車店で点検を受けるのがベストです。
 私はこれまで、故障やパンク修理で自転車店へ行った際に相談をする程度でした。今回の取材で、定期点検の必要性を実感するとともに、ギアをこまめに使ったり、自宅でカギ穴に注油するなど、メンテナンスをしていこうと思いました。

おわりに

 自転車は、適切な製品選びとメンテナンスが大切で、長く使うことができれば愛着もわいてきます。同時に、安全で快適に自転車に乗るためには、道路交通法等の規則を守り、他者への思いやりをもっての走行が大切です。歩行者、車、他の自転車に対しての気配りを、誰もが行っていて安全は保たれています。
 買い物や通勤などで気軽に使用することができ、燃料も不要で排気ガスがなく環境に優しい、そして季節の空気を肌で感じられ、健康にも良い。長く相棒となってもらう自転車を、もっと大切に使っていこうと思いました。

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