2021年度版身近な事故を防止するために

商品は正しく使用しましょう

商品は、誤った使い方や通常の使用方法と異なる使い方をすると、思わぬ事故につながることがあります。商品を使用する際は、説明書や使用上の注意等をよく読んで正しく使用しましょう。

ちょっとした工夫、気配りが事故を防ぎます

高齢者であれば、段差など転倒の危険となる箇所はないか、子供であれば、手の届くところに誤飲やけがにつながる危険なものはないかなど、家庭内の環境を再確認し、家庭の状況に合った事故を減らす工夫をしましょう。

子供は、昨日できなかったことが今日できるようになることがあります

子供の成長は目覚ましく、「まだできない」と思っていたことが突然出来るようになったりします。「次は何ができるようになるか?」を予測すると、安全対策をとりやすくなります。

商品の使用でけがをしたら、消費生活センターにも相談しましょう

商品の使用方法を守って使用したのにけがをした、または、しそうになった場合、メーカーのお客様相談室に相談するとともに、消費生活センターにも相談しましょう。

消費生活センターに事故やけがなどの情報が集まると、行政が同じような事故等を防ぐための対策の検討に役立てることができます。

けがをするシューマ&エルメのイラスト

ベランダの事故

事故を防ぐポイント

  • ベランダに一人で出られないよう、子供の手の届かない位置に補助錠をつけましょう。
  • ベランダに踏み台になるものを置かないようにしましょう。
ベランダにあるエアコンの室外機の上で遊ぶ子供のイラスト

掃除中の事故

事故を防ぐポイント

  • 水・洗剤で滑りやすいことから、転倒に気を付けましょう。
  • 浴室でカビ取り剤などを使用する場合には、十分な換気が必要です。
浴室を掃除中に足を滑らせて転倒する高齢者のイラスト