2020年度版身近な事故を防止するために

商品は正しく使用しましょう

商品は、誤った使い方や通常の使用方法と異なる使い方をすると、思わぬ事故につながることがあります。商品を使用する際は、説明書や使用上の注意等をよく読んで正しく使用しましょう。

ちょっとした工夫、気配りが事故を防ぎます

高齢者であれば、段差など転倒の危険となる箇所はないか、子供であれば、手の届くところに誤飲やけがにつながる危険なものはないかなど、家庭内の環境を再確認し、家庭の状況に合った事故を減らす工夫をしましょう。

子供は、昨日できなかったことが今日できるようになることがあります

子供の成長は目覚ましく、「まだできない」と思っていたことが突然できるようになったりします。「次は何ができるようになるか?」を予測すると、安全対策をとりやすくなります。

商品の使用でけがをしたら、消費生活センターにも相談しましょう

商品の使用方法を守って使用したのにけがをした、またはしそうになった場合、メーカーのお客様相談室に相談するとともに、消費生活センターにも相談しましょう。

消費生活センターに同じような事故やけがなどの情報が集まると、行政が同じような事故等を防ぐための対策の検討に役立てます。

乳幼児のやけど

事故を防ぐポイント

  • 乳幼児は皮膚が薄いことや体が小さく体表面積が少ないことから、やけどをしてしまった場合は重症化しやすいので特に注意が必要です。
  • 子供の手が届くところには熱くなるものを置かないようにしましょう。
乳幼児のやけどのイラスト

シニアの転倒

事故を防ぐポイント

  • 履き慣れたもの、着慣れたものでも転倒することがあります。
  • サイズの合った製品を選び、履物や衣服の着脱は、椅子やベッドに腰かけて行い転倒を予防しましょう。
シニアの転倒のイラスト