業者が本当に裁判所に申し立てを行うことによって、裁判所から書面が届いた場合、そのまま放置すると業者の請求が認められてしまいます。「支払督促」という裁判手続は、普通の訴訟よりも簡単なので、悪質な業者がこの方法を使うことがあります。支払督促の通知を受け取ってから2週間以内に異議の申し立てを行わないと、業者の架空請求が正しい請求になってしまうのです。
「裁判所」という文字が書かれた書類が届き、それが裁判所を偽っただけのものか、本物なのか判断に迷った時は、まず、消費生活センターや法律家などにその書面を見てもらうことが必要です。 |