ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成24(2012)年度 > 熱湯を入れた冷水ポットが破裂してやけど!?

更新日:2013年3月21日

熱湯を入れた冷水ポットが破裂してやけど!?
耐熱性があっても、冷水ポットに熱湯を入れてすぐにフタをすると、内圧が高まり変形や破損する場合があります。

【危害・危険情報】

2012年8月20日

 暑い日が続いていますが、麦茶などを冷水ポットに作り置きするご家庭も多いことでしょう。この冷水ポットに関係する被害事故の相談が東京都消費生活総合センターに寄せられました。

こんな事故が起きています

 耐熱温度100℃と表示されているプラスチック製のポットに熱湯を注ぎ、ティーバッグを入れ、フタを閉めて冷ましていたところ、冷水ポットがいきなり破裂してお湯が飛び散り、腹部から太腿にかけてやけどを負った。

どのようにして事故が起きたのでしょうか?

 この冷水ポットは密閉性が高いフタが使われており、冷蔵庫内で横置きしても中の液体がこぼれないという商品でした。しかし、熱湯を入れてすぐにフタをしてしまうと、中の圧力が高まり冷水ポットが変形又はひび割れを起こし、ひどい場合には破損してしまうことが分かりました。
この冷水ポットには「熱湯を注いだ場合は、室温程度に冷めるまでフタをしないでください」との注意表示がありましたが、2年間使っていたため注意表示が見づらい状態になっていました。

事故を防ぐために

  • 密閉性の高い冷水ポットは、熱湯を注いだ後すぐにフタをすると、内圧が上昇して変形やひび割れ、破損が起こり、中のお湯が飛び散りやけどする恐れがあります。
  • お茶など煮出したものを保冷する場合には、室温程度にまで冷ましてから冷水ポットに移しかえましょう。
  • 製品に細かいキズやひび割れを見つけた場合には、破損事故が起きる可能性がありますので、熱湯を注ぐのは危険です。ただちに使用をやめましょう。
  • 同じように見えるプラスチック製の冷水ポットでも、全ての商品が耐熱温度が同じとは限りません。購入時には取扱上の注意表示をよく読み、安全な使用を心がけましょう。
  • 製品を使用していて被害に遭った時には、最寄りの消費生活センターにご相談ください。

その他の注意喚起情報はこちら

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055