抱っこひもからの転落に注意!
抱っこひもからの転落により子供がけがをする事故が起きています。
転落事故は、おんぶや抱っこをするとき、ひもを緩めに装着していたとき、抱っこで前かがみになったときなどに多く発生しています。
過去の東京都の調査※では、特に4ヶ月以下の子供で入院が必要な重症事故につながる恐れがあり、注意が必要です。
最近の事故事例(事故情報データバンクシステム 消費者庁・独立行政法人国民生活センター 公表資料)
- 抱っこひもを使用して乳児(11ヶ月)をおんぶしていたところ、乳児が落下し、右肩を負傷した。(平成30年6月)
- 抱っこひもでおんぶしていたら子供(0歳以下)が突然落下し左肩を骨折した。(平成30年6月)
- 乳児(0歳以下)を抱っこひもで抱っこしていた職員が前かがみになった際に当該乳児が落下し、頭蓋骨骨折。(平成30年3月)
抱っこひもの使用時の転落事故を防ぐために 
高い位置で子供の乗せ降ろしはしない
- 子供の乗せ降ろしは、椅子に座るなど低い姿勢で行ってください。
ひもに緩みがないか、留め具が固定されているか必ず確認する
- 着ている服の厚みや使う人の体格に合わせて、ひもの緩みがないように毎回調整しましょう。

- 短時間の使用であっても油断せず、留め具が留まっているか、必ず確認しましょう。
使用中に前かがみや無理な姿勢はしない
- 物を拾う時は、子供を手で支え、頭が下向きにならないようにひざを曲げて腰を落としましょう。
取扱説明書を必ず読む
- 取扱説明書には、注意事項が記載されています。しっかり読みましょう。

【関連情報】
抱っこひもからの転落事故に気を付けて!~注意喚起リーフレットを作成しました~ (平成27年2月)
抱っこひも等の安全対策~東京都商品等安全対策協議会報告書~(平成26年12月)(※)
消費者庁リコール情報サイト「抱っこひも」(消費者庁)
抱っこひも安全協議会(抱っこひもの安全に係る事業者団体)
印刷用PDF(PDF:506KB)

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東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3082