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トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成23(2011)年度 > 保冷剤で身体を冷やす場合には気をつけましょう!

更新日:2013年3月21日

保冷剤で身体を冷やす場合には気をつけましょう!

平成23年8月19日
生活文化局

保冷剤で身体を冷やす場合には気をつけましょう!

今年の夏は節電のため様々な工夫をしていると思います。

その一つとして保冷剤を使って暑さをしのいでいる人がいると思います。

保冷剤は冷たく気持ちいいものですが、温度が低いので凍傷になる危険性があります。

凍傷にならないよう、以下の点にご注意ください。

  • タオルを巻くなど、保冷剤が地肌に直接触れないようにしましょう。
  • 長時間、同じ場所に当てないようにしましょう。

どのようして凍傷になるのか?

凍傷になる原因は肌の温度が下がることにあります。

「 組織が冷気にさらされると、まず血管が収縮します。皮膚の温度が25℃にまで下がると、組織の活動に必要な酸素が不足するため、チアノーゼ(暗紫色)状態になります。皮膚の温度が15℃にまで下がると、逆にピンク色になります。このころより組織の傷害が始まり、皮膚の温度がマイナス4℃になると凍傷が起こります。これは組織の水分が氷結し、シャーベット状になった状態といえます。

自覚症状は、ピンか針で突つかれたような感覚から始まり、その後しびれを感じるようになり、さらに進むと白色で冷たく硬くなり、感覚がなくなります。この状態で傷害部を温めると、水疱(すいほう)やはれが起こり、傷害部は赤色、青色、黒色に変色し、焼けるような痛みを感じるようになります。」

参考文献

  • 「ビッグ・ドクター 最新版 家庭医学大全科」法研・刊
    執筆者:佐々木淳一

その他の注意喚起情報はこちら

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055