ジクロルボス（DDVP）を含有する殺虫剤について　別紙3

ジクロルボス蒸散剤使用済み製品の廃棄方法について

1　ジクロルボス蒸散剤使用済み製品中の残留量

使用済み製品中の残留量は、ジクロルボス蒸散剤製造業界団体が定期的に測定している。開封後90日で約70%が蒸散し、含有量は18.6%から5.5%になり、この結果は、製品やサイズの違いにかかわらず、ほぼ同じである。

2　使用済み製品の現状の処理方法

殺虫機業者及びPCO業者向けに出荷されたものは、基本的に業者が回収し、廃棄物処理業者により焼却処理されている。
一方、薬局・薬店等で販売され、一般家庭で使用された後に廃棄されたものは、一般廃棄物となるが、使用済み製品の扱いについては、その材質等により各自治体の受入れ基準に従って処理されている。
東京都内においては、可燃ごみとして扱っている場合は焼却処理を、不燃ごみとして扱っている場合は埋立処分が適正に行われている。