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トップページ > 商品安全 > 東京都商品等安全対策協議会 > 子供に対する医薬品容器の安全対策について > 「子供用水薬を中心とした医薬品容器の安全対策」を報告

更新日:2013年3月21日

「子供用水薬を中心とした医薬品容器の安全対策」を報告

平成23年4月27日
生活文化局

子供を医薬品の誤飲事故から守るために

東京都商品等安全対策協議会がCR容器の導入モデル調査の実施などを提言!!

東京都商品等安全対策協議会報告 ~「子供用水薬を中心とした医薬品容器の安全対策」~

東京都商品等安全対策協議会では、昨年10月から計5回にわたり、「子供用水薬を中心とした医薬品容器の安全対策」について協議を重ね、本日、東京都に対し、子供を誤飲事故から守るための提言を提出しました。提言の内容は以下のとおりです。

水薬容器の例(医療用医薬品)、CR容器(押しまわし式)のキャップ

誤飲防止の取組への基本的な考え方

  1. 医薬品の誤飲防止には適切な保管と利用が重要で、消費者への注意喚起が不可欠
  2. 注意喚起には限りがあることを踏まえ、薬局でのCR容器
  3. *利用について、現状の中で対応可能な取組を行うべき
  4. これらについて、関係者が創意工夫をし、協力して取り組んでいく

協議会の提言

  1. 水薬用CR容器の導入モデル調査の実施
  2. 水薬用CR容器の積極的利用促進
  3. その他の医薬品や家庭用品でのCR容器普及への取組
  4. 誤飲防止について消費者へ積極的な注意喚起・普及啓発
    *子供が開けにくい工夫がされた容器、
    Child-Resistant Packaging(参考参照)

協議の背景

  • 子供の医薬品の誤飲が多く発生。医薬品誤飲防止対策が必要。
  • 第一歩として、子供が好んで飲みたがり、誤飲すれば入院等の医療借置にもつながる水薬についてCR容器の普及を図り、事業者や消費者にCRの考え方を浸透させることが重要。

水薬のCR容器普及に向けての課題の明確化・対応などについて協議

協議会での検討内容

  1. 医薬品の誤飲防止には適切な保管と利用が重要で、消費者への注意喚起が不可欠。一方、注意喚起に限りがあること踏まえ、CR容器の導入拡大も必要。
  2. 子供を持つ保護者でCR容器を知らなかった人は約7割。医薬品をCR容器に入れる必要性を感じる人は約9割にのぼる。
  3. CR容器導入拡大には、消費者への説明など、薬局の協力が不可欠。
  4. まず、消費者にCR容器の存在を知ってもらい、使用してもらうとともに、誤飲防止対策の一つとして積極的に発信していくことが必要。

薬局でのCR容器利用について、現状の中で対応可能な取組を行っていくとともに、利用拡大につながる方策を関係者が創意工夫をし、協力して取り組んでいくことが必要

参考:チャイルドレジスタンス(CR)の考え方
別紙:子供用水薬を中心とした医薬品容器の安全対策 報告書概要
報告書(全文):子供用水薬を中心とした医薬品容器の安全対策

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055