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ホーム > くらしの安全 > 東京都商品等安全対策協議会 > 高齢者が使用する日用生活用品等の安全確保について > 第3回 「高齢者が使用する日用生活用品等の安全確保について」 記事要録

更新日:2013年3月21日

第3回 「高齢者が使用する日用生活用品等の安全確保について」 記事要録

【日時】平成17年12月21日(水)14:00~17:00
【場所】第一本庁舎27階 審議室

1 開会

2 電動三・四輪車の試乗、安全性の検証(14:00~15:00 第一庁舎前11号街路下)

3 議事

事務局(生活安全課長)

開会の挨拶

代理委員の紹介。

本日は、清水委員がご欠席で、日本福祉用具・生活支援用具協会高橋俊仁事務局次長がご出席です。また、菊池委員がご欠席で、独立行政法人製品評価技術基盤機構生活・福祉センター標準化センター標準管理課山田次雄調査官が代理出席されています。

資料の確認。

第一回と第二回の議事要録をお付けしています。ご確認をお願いします。

徳田会長

実際に乗られたのが始めての方もいらっしゃると思います。第一回、二回の協議会での発言と違った感想をお持ちになった方もいらっしゃると思いますが、試乗のご経験を協議会に生かしていただければと思います。

議事録について、過不足等がありましたら、事務局までお願いします。

それでは、「3議事(1) 電動三・四輪車の安全確保の検討」に入ります。

事務局より資料の説明をお願いします。

事務局(生活安全課長)

資料1の説明。この表を報告書案として取りまとめたものが、資料2になります。参考文献が記載されていないので、付け加えていきたいと思います。

資料3の説明。不安を持っている方のうち、何人かの方は、不安が取り除かれれば使っていく方向へいくと思われます。

徳田会長

議事の内容に入る前に、議事録についてですが、第一回部分については、皆様のご了承がいただければ、公開したいと、事務局より要望を受けていますが、よろしいでしょうか。なにか、ありましたら、会議の後に個別に事務局までお願いいたします。第二回目に関しては、次回までにご確認をお願いいたします。

それでは、第一回に関しては公開ということにさせていただきます。

次に、議事に入ります。

ただいま、全体について、説明いただきました。資料1ですが、前回、8項目について提案いただきましたが、精査していただきました。基準・規格ではなくガイドラインという言葉で使うことになりました。もうひとつは、「最低限必要な安全機器等のガイドライン」、「今後積極的な取り組みが必要な事項」と大きく2つの項目に分けました。

「最低限必要な安全機器等のガイドライン」の部分につきましては、JISで検討されている部分が多いので、本協議会では具体的な改善項目を盛り込む必要性がないと思われます。皆さんに議論していただきたいのは、資料1、中項目のイ、ウ、エ、オになります。次に網掛けの部分も議論を御願いしたいと思います。

最終的には、資料1を資料2のように纏めて生きたいとの説明がありました。高齢者が使用する日曜生活用製品の安全確保について、おおよその説明がありました。その中には、生活の連続性を確保したい、あるいは、生活圏そのものを十分に確保するには日用生活用製品がどうあるべきか、そういう視点で見ていきたいと思います。

電動三・四輪車P.9に法的な位置づけの問題とありますが、これは、難しい点だと思います。そもそも、電動三・四輪車は、身体障害者用車椅子として、認可されていて、当然のことながら、作り手の設計思想も身体障害者という視点でこれまで作られてきました。ところが実態は、ちょっと脚が不自由だと思われる人が積極的に乗れるようになっています。これは、危険な話であります。

例えば、自動開閉ドアは、身体障害者用として、便利だったが、それが発展し、回転ドアとなったとき、杖をついているような高齢者や障害者が使用することができなくなってしまったり、事故がおきたりしています。いつのまにか、設計思想が変わってしまったためにおこってしまった事故ではないか。

試乗会のときですが、電動三・四輪車は自動ドアが使いづらいことが始めて判りました。自動ドアの前で、どの位置にいたらドアが開くのか、わかりにくかったです。設計思想が変わることによる危険性についてどこまで今回捉えられるか。それから、電動三・四輪車が使われる環境についてですが、電動三・四輪車が15cmの段差を乗り越える性能をもっているのがすばらしいのではなく、環境のほうで、15cmの段差を無いようにする必要があります。そういう、人の身体特性と、使用する機器、その環境などマッチングを考えていくべきです。

資料2ですが、中身を見ると電動三・四輪車が主ですので、副題などを考えるほうが良いのではないでしょうか。

事務局(生活安全課長)

はい。

徳田会長

資料3では、前回、アンケート調査を行っています。326件の結果がありますが、聞き取り調査の了承を得られた方から、今回14名と少ないですが、貴重なデータだと思います。電動三・四輪車

自転車に乗っていた人が6名で、電動三・四輪車にお乗りの方が1名とありますが、これまで、自転車に乗っていた人が、杖に変わるのか、電動三・四輪車に変わるのか、あるいは違ったものに変わっていくのか、移動に関して経年的におっていけると面白いと思います。

それでは、資料1を、順を追って進めて生きたいと思います。

「(1)ア走行性能等機器の安全確保」からお願いします。

JISに、規定されているとのことですが、足らない点などについていかがでしょうか。

高橋委員

前回の議事録に、JISの審議予定、12/12とありましたが、1/12に延期になりました。

徳田会長

新JISの検討もだいぶ進んできているようですが、この部分はJISがカバーしていると思ってよろしいでしょうか。

高橋委員

良いと思います。

徳田会長

この部分について、何かありますでしょうか。

それでは、この部分につきましては、事務局の案のとおりということでいきたいと思います。

次に「イ 車からの認識性の向上による安全確保」について、試乗されて経験されている部分だと思いますが、ご意見をお願いします。

伊藤委員

試乗して気がついた点として、ヘッドライトについてですが、自転車でも最近よくありますが、LEDを使用して点滅するのは、省エネで、環境的にはよいかとは思いますが、前方を照らして、前方を視認するという性能的には、いかがでしょうか。

夜、自転車によく乗りますが、そのときに気になる点として、LEDの場合は、前方にいる自転車が前に進んでいるのか、後ろに去って行くのか、動く方向が判りづらい点が気になります。

私どもで、自転車のテストもおこなっていますが、いつも問題になるのは、テールランプ、反射板ですが、高さが低すぎる気がします。また、角度が強すぎると思います。

自転車には、車輪に反射板をつけて、横からの視認性をあげていますが、このようなことが出来ると、より安全性が向上するのではないでしょうか。

徳田会長

自転車という、移動する道具と、共通する部分があると思います。一方で、自転車はそれなりの経験を持っています。良いと思われるところがあれば、取り込んでいきたいと思います。

これについて、ご意見などありましたら御願いします。

小池委員

JISには、反射板について明確な規定はないのですが、交通行政では、反射板を使っての高齢者の事故防止、業界団体では、側面からの事故をどう防ぐかを考えています。反射板などをつける場所がメーカーによってまちまちになっています。新しいタイプの電動三・四輪車では、側面にも反射板でなく、ランプになっています。側面衝突の安全性向上は進んでいくと思います。

徳田会長

小項目(ア)テールランプ、ヘッドライト、車幅灯の取り付け、(イ)ポールの取り付け、(ウ)反射板の取り付け、について異存はありますでしょうか。

LEDの、遠近感については今後の課題かもしれませんね。実験的な検証も必要かもしれません。

この部分について、何か付け加えたほうが良いと思われることなどがありましたらお願いします。

小池委員

先ほど、旗をお見せしましたが、常時つけていると、法令違反(高さ制限)になります。そのために、オプションで使わないときは下げる、伸縮式になっています。

山上委員

オプションではなく、巻き込まれ事故防止など、安全性確保のために、組み込み式にすることはできませんか。

小池委員

メーカーとしては、推奨したいのですが、法令違反になりますので、あくまでもオプションで使わないときははずすようになっています。

高橋委員

自動二輪車の巻き込み事故防止のために、ポールを立てることなどはされましたでしょうか。

小池委員

自動二輪車でも、高さ制限があって、運動を始めた当時は安全講習会などで、推し進めていましたが、尻すぼみになりました。

高橋委員

高さ制限する理由は何でしょうか。

小池委員

転倒であるとか、どこかに引っ掛けるとか、電動三・四輪車の場合は、歩行者に怪我をさせる、いわいる目の高さにものがあるということです。

徳田会長

基本的には、小項目の(ア)(イ)(ウ)でよろしいかと思いますが、今の問題のように一部検討の余地があるようですね。それを備考欄に記述していただければと思います。

よろしければ、「ウ 利用者等が手押しする際の安全確保」に進みます

試乗会での片方のタイプは、レバーで簡単に動いたようですが、その前に、試乗について、皆様から感想をお願いします。

(菱山委員)

発進時のショックな少なくて良かった。操作性は、見た目より小回りが利く。段差はやらなかったので解らない。ブレーキも制動力はよい。夜間の使用は、どうかと思いました。重量はありそうな気がした。人にあたった時にはどうなのかなという気がしました。

板谷(代)委員

古いタイプに乗りました。発進、停止は問題ないのでは。内輪差外輪差があるので、高齢者にはちょっとした訓練が必要では。方向指示器は、車に乗っている経験から切り忘れが乗じるのではという気がしました。ただ、車に合わせるのが良いのかはわかりませんが。段差を超える時は想像していたよりは衝撃があった。斜めから進入するとハンドルを取られる感覚がありました。段差を越えるときは直線でまっすぐ行かなければという印象をうけました。夜でないのでハッキリとは言えないが、夜間はどうかなあと感じました。追突を予め防止する装置があればより良いのでは。

徳田会長

段差の場合は、電動三輪車と四輪車を比較した場合でも、違った結果が出たと思います。斜めになっている段差の場合には、四輪者の場合は前二輪が段差にうまく乗らない場合があるので、その場合には、三輪車のほうが良い場合もあります。それと、車を運転される方は違った印象をお持ちになると思います。

山上委員

両方に乗りました。8cm位の段差、真正面から行ったつもりだったが、少しハンドルを取られました。女性の力では、相当ゆっくりでもとられた印象があります。操作パネルに傾斜があるほうは、操作しやすかったが、まっすぐのほうは、操作しにくかったです。方向指示器の戻し方がわかりませんでした。

高齢者になって、今まで運転経験がない方がいきなり走った時にどうかなあと不安があります。

前回、免許はいらないのではと言ったが、今回試乗してみて、高齢者が操作することを考えると、運転免許の制度導入は必要ではと思いました。

操作時に片手運転になるときがあるが、高齢者がすぐにできるようになるとは思えない。練習の必要があると思います。

星川委員

全体としてとてもスムーズ。遊園地のような気分。楽しい気分。一つだけ、ストッパーは、外し方が難しい、戸惑うのではないか。

動きが、スムーズすぎるのではないか。ブレーキ、アクセルは柔らかくて操作はし易いが、もう少し手応えがあった方がよいのではないか。

自動車などに乗っていない人が初めて乗った場合、ハンドルの操作感覚などに対し、どのくらいの練習期間が必要なのかよくわからないので、そういう期間がどうしても必要なのでは。

高橋委員

歩行者としての位置づけの割には、ブザー、やウインカーなど、色々な機能がありすぎるのではないか。歩行者と同じように動くのであれば、そのような機能が無いほうが良いのではないか。

スピードを緩めるためにレバーを緩めると止まってしまうのは違和感があった。

クラッチを切るのに、片方は、手を離すと止まるが、そういう安全機能は必要なのかなと思いました。

徳田会長

車に乗っている人には違和感があるようですね。

越山委員

みんなが乗っているのを見て気付いたが、赤いポールに良く当たっていた。もし人なら危ない。

警告表示は字の大きさが4.9mmを基準にしていそうだが、外で使う機器で離れてみる時には見づらいかもしれない。警告表示は、セーフティガードが良く出来ているが、多くあった。字の大きさはもう少し大きくても良いのでは

山田委員(代)

ハンドル形は初めて乗ったが快適だった。6kmとういうスピードは、かなりあるなと思いました。高齢者がそのスピードで動いていたとき、アクシデントが起こった際、どういう挙動を示すのか、判らないのではないか。自転車の場合、なにかあった際、ブレーキを掴みますが、電動三・四輪車の場合、掴むと前にすすんでしまう。自動車でも、アクシデント時に、アクセルとブレーキの間違えがある。どのような検証をしたのでしょうか。6kmで運転して急カーブの時、体がずれると思いますが、アームレストが効果的と思いました。標準装備されていると良いと思います。

徳田会長

アームレストを降ろして運転した人は少なかったようですね。

伊藤委員

直接危険に結びつくか解らないが、アクセルのなめらかさが欲しいと思いました。急制動したので、前のめりになる感じがしました。内輪差の関係ですが、まさか、自分がカラーコーンを踏みつけるとは思わなかった。慣れが必要でしょうか。

安全性で、どこかにパーキングして置いた時、子供がイタズラしたような時に安全性はどうなのか。パーキングブレーキの表示がない。握ればロックが外れるが、工夫が必要ではないか。

バックミラーがあるが、みんな合わせないで乗っていた。合わせて乗る注意喚起が必要では。

方向指示器は、運転しながら出せない。停止しないと出しにくい位置にボタンがあった。操作性が安全性上どうなのかという気がしました。

徳田会長

事務局からもご意見を御願いします。

事務局(安全担当係長)

介助で別の場所に行った際、隣でハンドルを持ちながら行ったが、自動ドアのところで、急制動した際、前のめりになっていました。

事務局(生活安全課長)

見ていて、気になった点ですが、車の場合、ノークラッチでもスムーズに行くが、電動三・四輪車は、突然出て行く感じがしました。内輪差も気になりました。幅の感覚になれるまではなかなか難しいと思いました。なれないと、人の足を踏んでしまうのではないか。

事務局(安全担当係長)

2台前後に並んで走ったが、速度が一定で、追いつこうとしても、追いつけませんでした。若目の人が乗ると、イライラしてしまうのではないでしょうか。

小池委員

健常者が乗られましたので、ご不満な点はあると思いますが、障害のある方が乗る前提で作られています。危険性がある場合は止める方向でメーカーは考えている。スムーズに動かそうと思えばできますが、危険性ではなく、快適性の問題になります。身障者は、一日乗ったとしても1~2㎞。性能を上げると、価格的に高くなってしまいます。そうすると、使いづらくなります。

本日の機械は、1m35cmと1m10cmと2種ですが、内輪差はかなりある。

介護保険でのレンタルの場合でも、安全運転指導をおこなっていて、習熟運転をしています。

歩行者との事故を我々も危険性を危惧しています。本日は、6㎞で走られたとおもいますが、混雑した歩道、ショッピング。2kmまでの最低スピードに落として走っていただくようソフト面での対応、指導が必要です。

徳田会長

ご説明のとおり、あえて、車のほうの性能を落としているところもあるようですね。

疑似体験装具を付けてテストしても良かったかもしれません。加齢に伴って「ながら動作」が出来なくなってきます。複合操作ができなくなります。複合操作をするとなると、性能としては足りないのではないかとの指摘がありました。一方、小池委員からは、お年寄りは、「ながら動作」ができなくなるのでそれにあわせて一つ一つの動作が完結するように作られているとのことです。

委員の方々、健常者には、物足りなかったかも知れません。疑似体験装具をつけて試乗したほうが良かったようです。

「ウ 利用者等が手押しする際の安全確保」の小項目、(ア)(イ)(ウ)に付け加えるものは、ありますでしょうか。(イ)に取り回ししやすい取っ手の開発、取り付けなどもありますが。

伊藤委員

これは電源を切って手押しするものですか?

小池委員

基本的には乗っている人が下りて、動かすようになっています。電源が入っていて手押しをすると電源が切れる仕組みです。

クラッチを切るのは、自宅に帰って狭いところにしまうときや、バッテリー切れなどで、踏切で立ち往生したときなどの緊急時の待避ではクラッチが必要となります。JRも話し合いをもっていますが、踏切で立ち往生した場合は、非常停止のボタンを押してもらうように、としています。

徳田会長・山上委員

押し始めの時にはどれくらいの力が必要ですか。

小池委員

本日の機械で、重いほうで、8~10kgfくらい、軽いほうで、タイヤ径などを調整して、5kgfくらいになります。

徳田会長

対象を考えたときに、力のない人が使うので、少し重いのかなと思いました。

小池委員

女性のヘルパーさんでも、簡単に持ち上げてしまいます。搭乗者は触らないという前提で考えています。

徳田会長

基準として、どの程度の操作力で動かすことができるかなどの基準が必要ではないでしょうか。

伊藤委員

電源のONOFFはどのようにすればよいのでしょうか。

小池委員

マニュアルにも記載していますが、電源はOFFにして動かしていただくように考えています。

伊藤委員

内回りの際に重く、外回りの際には軽く感じましたが。電源をOFFにして動かすことの注意はしなければいけないのではないでしょうか。

小池委員

車両重量は、100kgほどありますので、押すのは重いと思います。軽量化はこれからの課題です。

徳田会長

つづきまして、「エ 保安機器による安全確保」に入ります。(ア)~(エ)の4項目あります。前回協議された内容が、既にいかされています。(ウ)のヘルメットの問題などが提案されています。通信機器などは今後対応のほうはいかがでしょうか。

小池委員

PHSなどの携帯のGPSによる位置検索を検討していますが、何分にも非常に費用がかかりまので、ご負担が増えてしまいます。ヘルメットについては、自転車と同じだと思います。シートベルトについては、取り付けられるように準備しています。

徳田会長

事務局の案通りでよろしいでしょうか。では問題があればまた言ってもらうということで先に行きましょう。

次の項目、「オ 危険表示による安全確保」、(ア)クラッチを切る際の危険情報の表示、(イ)降車時に電源スイッチを切ることを促す表示とありますが、いかがでしょうか。技術的には問題ないと思いますが、価格に反映されますので。

伊藤委員

これは、オートパワーオフでしょうか。

小池委員

電源を入れ続けていると、警告ブザーが鳴ります。なるだけですので、電源を入れっぱなしにすると、バッテリーがあがってしまいます。

伊藤委員

電動自転車ではついているので、そのあたりの工夫は出来ないでしょうか。

小池委員

費用対効果の問題になります。

徳田会長

福祉用具の範囲に入るものなので、途中でバッテリーが上がってしまうのは避けなければならない。可能であれば、降車時に電源スイッチを切らなかったことの表示などは必要ではないか。

板屋委員(代)

音以外にもあるのでしょうか。例えば光とか。

小池委員

光はないのではないとおもいます。

徳田会長

音の場合は、周波数はどうなっているでしょうか。お年寄りは高周波の音は聞き取りづらい時があるので、音で知らせるのであれば、低周波が良いです。

山上委員

電源スイッチの位置は低すぎると思いましたが。

小池委員

健常者にはやりづらいかもしれませんが、高齢者がゆっくり動作するには、支えになったりして、かえって良いとおもいます。

伊藤委員

バックミラーを合わせる警告や、パーキングロックが何処なのかなどの表示はどうなっているのでしょうか。それが解るようにして頂きたい。本人がかけ忘れた場合など。

小池委員

パーキングロックは補助的につけています。電源がOFFになると、ロックがかかり、動きません。自動車のオートマチック車と同様と思ってください。

伊藤委員

介助者がついているときには、どうなりますか。

小池委員

ロックは、介助者の緊急用ブレーキとして考えています。

ミラーそのものも、最初からついているものと、オプションのものがあります。ミラー合わせは、購入時に講習等のソフト面での対応をおこなっています。

徳田会長

ここまでが最低限必要なガイドラインとして、事務局から提案されている項目になります。

つぎに、資料1の網掛けの部分。今後積極的な取り組みが必要な事項について、全体一括して皆さんからご意見ご質問を受けたいとおもいます。

カ 人に対する安全確保、キ 操作性の統一、改善による安全確保(誤使用防止対策)、ク 安全マークの普及、ケ 法律・規格等の整備による安全確保について、何処でも結構なのでご意見をお願いします。

高橋委員

安全マークの普及ですが、業界自ら安全基準を作りなさいとのことですが、JISとしては、安全を担保しているつもり。マークが乱立するのも問題ではないか。

徳田会長

安全性については、JISとして安全性が担保されているとのお話ですが、事務局としてどうでしょうか。

事務局(生活安全課長)

付加価値的にJIS以上に安全性を確保しているものがあっても良いのではないでしょうか。現状でもSGさんもありますし、自転車にもBAAという安全マークがあります。JIS以外にも付加価値的につけるものについて業界の中努力していただいて、消費者にわかるようにしていただきたいという意味です。安全性がJISで安全性が確保されていることは、わかっています。

徳田会長

越山委員、SGマークの視点でみたら、電動三・四輪車は視野に入っているのでしょうか。

越山委員

JISの中で安全性に関しては取り込まれていると思っていますで、製品安全協会で指定することは、今のところありません。

今日、試乗したものは、ハイグレードのものです。輸入品などで、新しいJISにすぐには受からないものもでると思っています。ここで、プラスして、さらに安全性を高めたものをというのは、発想は良いと思いますが今後、実態を把握してから、方策を考えたほうが良いと思います。

小池委員

性能がJISに間違いなく合っているか?と言うことを公的な制度として合格しましたという番号を各社が持っている。TSマークの番号が。それと同じように、TSマークを満足したものが、テクノエイドさんで福祉用具として認証をしています。マークの普及は、やぶさかではないが、いろんな業界団体さんがあって、コストがかかってしまうこともあります。

徳田会長

新たにマークを付けると言うことについては、少し様子を見た方がよいとの意見が多いようですが。

山田代理委員

マーク制度が多くあって、どこに参加すればよいということもあります。ここは、JISマークの中で規格を満足する方向で、安全性を確保できればと思います。ここでJISも改正されますが、今後とも、拡充していくことが必要だと思います。

星川委員

今のJISだけでは安全性が十分というわけでは無いとおもいます。新しいマークを作るのではなく、それをJISに盛り込んでいきたいと考えます。

徳田会長

JISは、ハード面に関して、かなり問題はないと思いますが、ソフト面の対応では弱いところがあると思います。そのようなところをどこまで拡充していくかは、この協議会との関わりもあると思います。

事務局(生活安全課長)

検討した結果を踏まえて、今の段階では新JISの拡充について報告書に記していきたいと思います。

徳田会長

道交法との位置づけの明確化ですが、限られた協議会の中でそこまで消化できるか懸念している。

小池委員

利用者さんの利便性を考えると、スピードを上げなくてはいけないと思いますが、あくまでも歩行者としての位置づけとすると、危険を回避する意味で、スピード、車の大きさ、その他、全体の機能性能は現状のままかな、とは思います。今後、高齢者が増えてくる事を考え、利用者の利便性を合わせると視野に入ってくると思う。

徳田会長

自転車をあきらめた方が、生活圏の確保のために、電動三・四輪車に乗ってこられる視点で、道交法とのかかわりがポイントになってくると思います。

ここまで主に、(カ)~(ケ)について議論してきましたが、ほかに。

山田代理委員

あえて、電動車いすと区別することは無いのではないでしょうか。この場で議論しているように、安全性を確保するためにJISを拡充することを進めていくことが重要ではないでしょうか。

徳田会長

現状では、電動車いすのユーザーよりも健康な人が電動三・四輪車に乗ってらっしゃるということで、ユーザーのニーズからいって、電動車椅子と同じレベルで議論すべきかどうかが、この協議会で最初から議論されていた部分ですが、ある部分では、安全の視点でJISの電動車いすの部分をそのまま持ってきて、生かしていこうということですが、実態としては、ユーザーが違う。

山田代理委員

現状の中でどう確保していくのかという方向が良いのでは。

徳田会長

現状の枠の中で、電動車いすと、電動三・四輪車を二つに完全に分けることは難しい。障害を持つ方が利用するという視点の中で、協議していきたいと思いますが、もう少したつと、実態が変わってくる。

小池委員

新JISに移行しますが、こんなにキツイことをやるのというのがメーカーの本音。キツイ方のJISの規格に入っていれば、区分けはしないでよいのでは。

徳田会長

次に、(2)(3)(4)について一括して議論していきたいと思います。

電動三・四輪車の性能を上げるのではなく、環境が歩み寄ることも必要です。小さいメーカーをいじめてもよくない。

山上委員

取扱説明書ですが、最終的に高齢者が実際に使う時に解りやすいフローチャートみたいなものがあると良いと思いますが。

小池委員

おっしゃるとおりで、販売する時、メーカーではフローチャートを示しています。

介護保険法が改正されます。利用者にハッキリと解るように説明することを行政指導がはいります。レンタル事業者は説明が少ないようです。

業界は、乗る前に仕業点検をしてくださいと指導している。メーカーによっては、年1回のメンテナンスフォローをしているところもあります。警察等と協働で、交通安全指導をしています。スズキの例では、年100回くらいやっています。

運転技能認定ですが、取り組みを始めたばかりですが、自動車学校に訓練をお願いしているが、なかなか受けてもらえない。免許がいらないものなのでカリキュラムを作ることが難しい。

山上委員

試乗してみて、今日は真っ平らなところで試乗したが、生活を考えるともう少し狭いところなどで練習しないと。電信柱の飛び出しなど、道路事情に即したところで試乗なり、訓練できると良いですね。

徳田会長

おっしゃるとおりですね。生活の匂いがする場所が良いですね。ただ、東京都の建物は、講習するには良いのでは。バリアが多いとまでは言わないですが。

高橋委員

お聞きしたいのは、講習等は業界団体と聞いているが、福祉用具等は、デイセンターなどにサンプル品を置いたままの販売などがありますが、このような形態では、なにもしないのではないでしょうか。

小池委員

それはやらせていません。業界で縛りをかけています。電動三・四輪車は、走る凶器となるので。

高橋委員

業界団体の努力だけでそれがカバーできるのか。東京都のバックアップ無しで、抜け道を防止できるでしょうか。

小池委員

販売に制限はありませんのでありえます。これから中古車がでてくると、可能性が大きくなるのではないでしょうか。それについては、検討が必要と思います。

徳田会長

走る凶器となるものに抜け道があるとなると、東京都の活躍の場かもしれませんね。

星川委員

自分の物ではなく、観光地などで、乗る機会があった時など、指導などはどのようになっているでしょうか。

放置自転車の撤去促進は、乗っているいときにはよいが、電動三・四輪車を留める場所のルール化などはどうでしょうか。

徳田会長

前回出た話ですが、スーパーなどへ、自分の足では行けないが、お店の中は歩けるといった人用にスペースの問題がありますね。2点目の博物館や空港など、不特定多数の方が乗る可能性の視点ですが、この点についてお願いします。

小池委員

公共の施設の場合、車がレンタルとして配備されているところがあります。整備士さんがいて、必要に応じて貸し出している。

スーパーマーケットの場合、杖をついて歩ける場合は、店の中では、降車のお願いをしているようです。業界としては特に動いていません。

星川委員

博物館などでの、乗り方の指導は。

小池委員

運転管理者のような人がいて、指導しています。

徳田会長

個人での利用が多いとは思いますが、公的な空間で不特定多数の人が利用する可能性があり、スペースの問題や、対応の問題を考えなければならないということで、ソフト面での対応もありそうですね

事務局(生活安全課長)

案の中で、運転能力認定制度の実施という表現があるが、制度という形になると難しいですが、対応など、どうでしょうか。

小池委員

制度となると、国との関係で難しくなると思います。業界として、そのような要望を行う場合は、歩行者扱いを止めて欲しいということになると思います。

業界としては、そういう制度があるとなると、歩行者扱いから外して欲しいという要望をするとおもう。そうなると、車両となってしまい、自立支援という視点から外れてしまう可能性がある。

徳田会長

制度というのは少し問題がありそうなので、本来使用する方が網から漏れてしまう。資料から外してもらうと言うことでよろしいでしょうか。

全体を通してなにかありますでしょうか。

山田代理委員

ガイドラインというイメージが良く判らないのですが。

事務局(生活安全課長)

われわれは、消費生活部であるという視点から、消費者にわかりやすく安全な商品であることを示すことが目標です。電動三・四輪車は、元々は車椅子からきているが、現実問題として、消費者のニーズがあり、いろいろな形で使用されています。消費者に安全に使用して頂くために、どういうところを注意して欲しいかということを規制的なことは出来ないのでガイドラインと言うことで示していきたいとおもっています。

この協議会だけで決めて、東京都がこう行くよというだけでは済まないので、色々要望させて頂くことになると思います。すべてが通るとは思いませんが、そのような視点で考えていただきたいという意味合いです。

消費者に示していくと言うことが本来の目的になります。

徳田会長

当初は、もう少し厳しい表現をしていましたが。

事務局(生活安全課長)

一回目のときにご説明した際には、「安全基準」の整備なのですが、基準という事になると、強制力がはいってきます。われわれの目的は、この会そのものもそうなのですが、安全かどうかの解りにくいところを黒白はっきりさせるわけではないのですが、消費者に示していくということが本来の目的ですので、会の中で、ガイドラインということになりました。私どもも、強制力を持って行うことについて詰めきれないところもありますので。

山田代理委員

そういうことは、消費者の安全利用に関して、行政や業界に要望していくということでしょうか。

高橋委員

資料2に安全ガイドラインとありますが、これが、そのイメージですか。

事務局(生活安全課長)

資料1の網掛けではないところがそのイメージになります。網掛けは要望していこうとしているところです。

徳田会長

資料2は今日、初めて提示したと思いますが、次回あたりに、1頁目の(案)が取れるように、本日議論され、変更あるところは、事務局で直していただきたいと思います。あくまでも、資料1の議論を踏まえて資料2を作っていただきたいと思います。

委員の方から気がついたところがあったらお話しをお願いしたい。

山田代理委員

ハードの面もあると思うが、インフラの整備という面もある。インフラ整備となるとプレーヤーは国になると思いますが、資料1,2にはそのあたりがあまり書かれていないようですが。

徳田会長

都にも福祉の街づくり条例があると思いますが、事務局にて、インフラの部分で係わるところを整理していただいて、次回までに纏めていただきたいと思います。極端に言うと、街づくり条例では、多くの場合、車椅子で移動できるということを前提につくられていますが、これを電動三・四輪車にあてはめるとどのような対応になるのかとういうことを都として考えてみてはいかがでしょうか。

事務局(生活安全課長)

先ほどご説明したつもりでしたが、社会インフラにつきましては、国ないしは、都の中でも色々な動きがあり、バリアフリー法、ハートビル法などの見直しがあるとの事で、この中ではあえて触れていない部分があります。

徳田会長

バリアフリー方とハートビル法の一体化の動きがありますが、その動きがポイントなりますが、見えていない部分がありますので、その部分で電動三・四輪車との関わりが強い部分があれば、この協議会でおさえたいのですが、まずは、東京都の街づくり条例から紐解いてみてはいかがでしょうか。

事務局(生活安全課長)

先ほどの意見などを入れ、修正して、次回の前に資料をお送りします。

徳田会長

全体を通して言い忘れたこととかあれば、ご発言をお願いします。

では、次回の日程調整を、事務局お願いします。

事務局(生活安全課長)

1/31午後ではどうでしょうか。

一同

問題なし

徳田会長

これで終わります。

ー了ー

お問い合わせ先

東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055

ファックス番号:03-5388-1332

  • 東京都生活文化局消費生活部
  • 東京都消費生活総合センター
  • 東京都計量検定所

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