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トップページ > 商品安全 > ヒヤリ・ハット調査 > 「乳幼児の家庭内の水回り事故防止ガイド」を作成!~乳幼児のヒヤリ・ハット調査を実施しました~

更新日:2019年4月1日

「乳幼児の家庭内の水回り事故防止ガイド」を作成!~乳幼児のヒヤリ・ハット調査を実施しました~

日常生活における「ヒヤリ・ハット」を掘り起こすために、東京都ではインターネットアンケート調査を実施しています。今回は、乳幼児の家庭内の水回りに関する危害及びヒヤリ・ハット経験を調査しました。その結果、2,820件の事例を収集し、具体的な事例や事故防止ポイントをまとめたガイドを作成しました。(A4判、8ヘ゜ーシ゛)

 表紙1

1 主な内容

子供と一緒に入浴中の「ちょっとの時間」でヒヤリ・ハットが起きている! 

  • 家庭内の水回りの危害及びヒヤリ・ハット経験は、お風呂場で1,299人と最も多くなっており、そのうち532人が浴槽での事例でした。
  • 大人が洗髪中に目を離している間に子供が溺れそうになった等、一つ間違えば命に関わるような事例も見られました。

【お風呂場での事例】
湯船で一人で遊ばせている間に母がシャワーをしていて、5秒ほど目を離したすきに子供が湯船に仰向けに浮かんでいた。(女1歳)
お風呂のふたに乗っかって遊んでいて、ふたごと湯船に落ちた。(男3歳)  

洗面所では踏み台の強度確認を!便器のふたは閉じておく!

  • お風呂場に続く場所別では、キッチン:715人、洗面所:436人、トイレ:224人、庭・ベランダ:136人に危害及びヒヤリ・ハットの経験がありました。
  • キッチンでは刃物、洗面所では踏み台、トイレでは便器、便座による事例等が多く見られました。
     

【キッチンでの事例】
いつもバナナをナイフで切っているのを見て覚えていて、自分でナイフを出そうとして刃を手でつかみそうになった。(女1歳)

    【洗面所での事例】
    手を洗っている時にバランスを崩して踏み台の上から落ちた。一瞬目を離した隙の出来事だった。(女3歳)

    【トイレでの事例】
    便器のふたを開けたままにしていたら、つかまり立ちして覗き込んでいた。 (男0歳)

    【庭・ベランダでの事例】
    家庭用プールで子供が水遊びしており、一瞬目を離したら滑って転び、水に浸かっていた。すぐに助けたので大丈夫だった。(女2歳)

2 インターネットアンケート調査

調査概要

  • テーマ「乳幼児における家庭内の水回りの危険」
  • 調査対象:東京都及び近県に居住する未就学児の保護者3,000人
  • 調査時期:平成28年1月

調査内容

家庭内の水回りについて、場所ごと(お風呂場、洗面所、キッチン、トイレ、庭・ベランダ)の危害及びヒヤリ・ハット経験の有無を聞き、自由記述でそれぞれの事例についての詳細な回答を得ました。

  

危害…実際にケガややけど等を負うこと。
ヒヤリ・ハット…ケガには至らないが、ヒヤリとしたりハッとしたこと。 

事故防止ガイドの活用と今後の取組

「乳幼児の家庭内の水回り事故防止ガイド~ヒヤリ・ハットレポートNo.13~」を、都内の消費生活相談窓口、保育園、幼稚園、国立・都立の小児病院等に送付し、東京都が主催、参加する子供の安全に関するイベント等で配布するなど、都民への注意喚起に活用するとともに、事業者団体等へ調査結果を情報提供します。また、調査結果を東京都の子供に関する安全対策事業に結びつけていきます。

印刷用PDF(PDF:390KB)

ヒヤリ・ハットレポートNo.13「乳幼児の家庭内の水回り事故防止ガイド」(A4、8ページ)(PDF:3,032KB)

報告書「乳幼児における家庭内の水回りの危険」(PDF:2,689KB)

 

 

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055