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ホーム > 取引・表示指導 > 処分事業者等一覧 > 買取りを口実に原野の所有者宅を訪問し、別の原野を販売していた事業者に是正勧告 > 相談事例(株式会社リサービア)

更新日:2015年4月22日

≪参考資料≫ 相談事例

【事例1】

 消費者甲の一家は、数十年前に入手した山林をずっとそのままに保有していた。
 平成25年7月、当該事業者従業員AとBが甲宅を訪問してきた。Bは「利用価値のない土地を持っていても仕方ないですよ。売れる土地に買い換えた方が良い。」と、元の土地を○○万円で引き取るから、○○○万円を足して新しい土地を買うようにと言った。甲が断っても勧誘をやめず、勧誘が繰り返された後、甲が「そんなにお金は出せない。」と言うと、Bは、それでは100万円安い別の物件ではどうかと言った。甲は「こんなに値下げしていただいてありがたいけど、でも、やはり。」と言って、買うとは言わなかった。Bは「こちらの土地には水道が来ているから、今持っている土地よりも場所が良いですよ。5年後ぐらいには売れますよ。」等と勧誘した。
 昼過ぎに訪問してきたのに夕方までずっと勧誘が続き、Bは「たった○○○万円ぐらいのお金で、こんなに時間がかかるお宅はない。」と言って、買うことを早く決断するように迫った。甲は結局、しつこい勧誘に負けて、土地の買い換えを了承した。
 翌日、Aと当該事業者従業員Cの2人がやってきて、重要事項説明書や売買契約書の説明をした。前日に契約を了承してしまっていたので、甲は言われるままに、契約関係書類に署名、捺印した。その際、クーリング・オフについての説明はなかった。契約書にも一切、記載がない。契約書には「この契約の締結場所『自宅』については買主の希望によるものであることを確認します。」と書いてあるが、甲は、当該事業者従業員の訪問を受け入れただけで、土地を買いたいので来てくれと頼んだわけではない。
 平成25年10月、Aから電話があり、Aともう一人の男性従業員が甲宅を来訪した。2人は「あなたの土地は、来年には建物が建てられなくなる。販売額と同額で下取りするので、○○○万円を足して、買い換えた方が良い。こちらの土地ならば、すぐに売れる。」と別の土地の購入を勧めた。建物が建てられなくなる理由として、「来年、近くに焼却炉ができることになった。その焼却炉から出る煙が、ちょうど辺りに来るので、建物が建てられなくなる。」とか「来年4月以降、法律が変わって、私道を除くと狭くなって建物が建てられなくなる。」等と言っていた。
 甲は買い換えを断った。しかし、当該事業者従業員は「価値のない土地を持っていても仕方ない。こちらの土地の方がすぐに売れる。2年後ぐらいには良い値段で売れます。」と繰り返し、2時間たっても勧誘をやめなかった。甲は1人で男性従業員2人に対応していて、契約しないと帰ってもらえないのではないかと思った。最終的に、○○○万円を追加で支払って別の土地に買い換えることを承諾した。翌日、来訪した当該事業者従業員に重要事項説明書と契約書について説明され、甲は、既に契約を承諾してしまっていたので、もうやめることはできないと思って、署名、捺印した。前回の契約時と同様に、クーリング・オフの説明はなかった。

【事例2】

  消費者乙とその配偶者は、30年以上前に購入した別荘地をなんとかして売ってしまいたいと思っていた。
 平成24年6月、当該事業者従業員のDとEが乙宅を突然訪問してきた。DとEは会社のパンフレットや新聞記事等を乙らに見せた。そして、「その別荘地は売れるような土地ではない。当社で買ってあげるので、そのかわりに新しい土地を買ってほしい。当該地域は会社や工場、学校もどんどんできている。これから発展していく土地だ。5年から10年待ってくれたら、間違いなく良い値で売れる。」と、保有していた土地を買い取る代わりに別の土地を購入するようにと勧めた。乙と配偶者は、新しく別荘地を買うつもりは全くなかったが、5年ぐらいで間違いなく売れる等と言われたことから、所有していた土地を当該事業者に売却するとともに○○○万円を追加支払いして、別の土地を買うことを承諾した。
 翌日、乙らは当該事業者従業員に言われるままに、重要事項説明書や売買契約書に署名、捺印した。当該事業者従業員から、クーリング・オフについての説明はなかった。契約書にも一切、クーリング・オフの記載がない。売買契約書には「この契約の締結場所『自宅』については買主の希望によるものであることを確認します。」と書いてあるが、乙らが、契約したいので来てくれと言ったのではなく、当該事業者従業員の方から訪問してきたのだった。
 その後、Dは「大事なお客様だから、お芝居のチケットをお持ちしました。」等と何回かプレゼントを持って訪問してきた。
 平成25年4月頃に、当該事業者従業員が訪問してきて、別の新しい土地を買わないかと勧誘した。乙らは契約を断ったが、1か月もたたないうちに、再び当該事業者のDとEが訪問してきた。事前に、土地を買ってほしいので、訪問するという連絡はなかった。
 Eは「この地域は今後、どんどん発展していくから、土地が良い値段で売れる。良い土地がある。国道に近くて便利が良い。この土地以外はみんな契約済みだ。すぐに売れる。だから、前の土地と一緒に持っていた方が良い。まとめて売った方が良く売れる。」と言った。乙らは「新しい土地を買うつもりはない。」とはっきり断ったが、Eは「良い土地だ。いずれ土地が売れてお金が戻ってくる。」と繰り返し勧誘した。Eがまとめて持っていた方が土地が売れると言ったので、乙らはEの言うとおりにした方が良いかなという気になった。2時間ぐらい話をした後で、契約を承諾した。
 乙らは、翌日、自宅を訪問してきた当該事業者従業員に重要事項説明書と売買契約書等を渡され、署名、捺印した。クーリング・オフについての説明はなかった。売買契約書にもその旨の記載はない。
 平成26年5月、Dから電話があり、観劇チケットを持って訪問すると言われた。乙は「要らない。」と断ったが、数日後、「これから伺います。」と電話があり、DとEが訪問してきた。乙はチケットプレゼントの話で来たのだと思っていたが、2人は土地の売買の話を始めた。
 2人は「前に買った土地と交換に、もっと良い土地を買いませんか。大丈夫、この土地なら絶対にすぐに売れます。買った方が良い。」と繰り返し言った。乙と配偶者は何度も「土地は要らない。」と断った。しかし、DとEは、買うのが当然だというように勧誘した。2時間ほど勧誘された後、乙らは○○○万円を追加支払いして、新たな土地に買い換えることを承諾した。翌日、Dともう1人の当該事業者従業員が訪問してきて、重要事項説明書と売買契約書等を渡したので、乙らは署名、捺印した。この時も、クーリング・オフの説明はなかった。

【事例3】

 平成24年4月、原野を所有する消費者丙の自宅に、当該事業者従業員のFが訪問してきた。
 Fは丙に、所有地と交換で別の土地を買うようにと勧誘した。「あなたが持っている土地は場所が悪い。もっと良い場所があります。こちらの土地ならば、1年待ってくれたら売れます。早く売りたいでしょう。それなら買い換えた方が良い。」と言った。丙は「新しい土地は欲しくない。」と断ったが、Fは「売りたくないんですか。早く売りたいんでしょ。」と少し強い口調で言い、勧誘をやめなかった。
 Fは「こちらの土地ならば1年後には売れるから、儲かります。」と繰り返し言った。丙は、当該事業者が1年後にその土地を売ってくれるんだなと考えた。丙は、所有する原野を早く売ってしまいたいと思っていたこともあり、2時間ほど勧誘を受けた後に、所有地を当該事業者に売却した上で○○○万円を支払って、別の土地を買うことを承諾した。丙は、大金を支払うことになって心配で、Fに向かって「困ったな。」と言った。翌日、丙は当該事業者従業員から重要事項説明書や土地売買契約書の説明を受けた。前日に契約を了承してしまっていたので、丙はこの日、言われるままに、契約関係書類に署名、捺印した。
 Fに「1年待ってください。1年後には売れます。」と言われていたことから、丙は当該事業者から土地が売れたという報告が来るのを待っていた。ところが、1年を過ぎても何も報告はなかった。
 平成25年10月に、Fから「良い話があります。良い情報を仕入れてきました。」という電話があり、会うことになった。Fは会うと、「駅に近い良い土地があります。前の土地よりも売れます。新しい土地に買い換えましょう。」と言った。「この地域は利便性が良い。どんどん人口が増えてくる。値上がりする。」と説明し、「あなたの土地の近くに土が運び込まれてくることになったから、あの土地は売れにくい。下取りするので、○○○万円を足して、○○○万円でこちらの土地を買いましょう。」と言った。丙は「あの土地がそんなに悪い土地なら、Fの言うとおり、新しい土地に買い換えた方が良い。」と思い、契約を承諾し、代金を支払った。
 さらに平成26年1月、Fから良い話があるという電話があり、丙はFともう一人の当該事業者従業員に会った。Fは「当社はすごく儲かっていて、税金対策をする必要がある。税金対策のため、会社の決算前に土地を安く売ります。お買い得ですよ。こちらの土地は、高速道路の出口に近いです。それなのに安い。これは絶対買って良かったということになりますよ。売れば儲かります。」と言った。
 丙は、前に買った土地が売れないでいることが気になっていたので、「前の土地を売ってください。」と言ったが、Fは「はい、はい。」といった感じで、その話を流してしまった。
 丙は「お金が無いから。」と言って買うのを渋っていた。しかし、もう一人の当該事業者従業員が「こんな良い話はないんだから、じゃあ、決めましょうね。」と勝手に決めて、お金の支払いの話を始めた。土地を買うことが決まったようなことになってしまい、丙は仕方ないと思い、契約を承諾した。

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