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更新日:2013年3月21日

雑貨・家電

 キッチンスライサー[16-01]

相談内容

100円ショップで購入したキッチンスライサーで硬い果物(花梨(カリン))をスライスしていたところ指に怪我をした。

テスト結果

キッチンスライサーを調べた結果、相談品は厚くスライスされること、スライスされたものが裏面の刃固定部に当たることなど、構造に問題があった。このことから、今回の事故は、スライスされた硬い花梨が裏面の刃固定部に当たったため、さらに力を加えたとき、花梨が刃固定部から外れ、突然力が不要となり、手を滑らせて指を切ったものと推定された。

・このキッチンスライサーは、メーカーが販売を中止した。
・キッチンスライサーの切れ味が悪いと感じたときは、無理な力を加えないようにしましょう。
・厚く切れる商品(図2のb寸法が大きい商品)で硬いものをスライスするときは、特に注意しましょう。

 マウンテンバイク[16-02]

相談内容

4年前に購入したマウンテンバイクに乗っていたら、突然ペダルのクランクが折れたため、ころんでケガをした。

テスト結果

マウンテンバイクを調べた結果、クランク折損部の破断面に金属疲労特有の特徴(ビーチマーク:波打ち際のような模様)が観察された。このことから、当該部分は、数年かけて徐々にクラック(ひび割れ)が進行し破断に至ったものと推定された。

事故の状況や推定原因をメーカに伝えたところ、同様の事故が多発していることがわかった。

このマウンテンバイクは、メーカーがリコールした。

 カギを用いるオモチャ[16-03]

相談内容

カギを用いるオモチャで子供が指を切った。

テスト結果

オモチャを調べた結果、オモチャの本体にカギを差し込むと、先端がオモチャの背面から突き出る構造であった。このカギには面取りがされていない部分があった。このカギの面取りがされていない部分に丸めた新聞紙を当ててこすったところ新聞紙が切れた。このことから、カギの面取りがされていない部分が鋭利であったため、皮膚の柔らかい子供の手が触れて指を切ったものと推定された。

このオモチャは、メーカーがカギの面取りを追加した。

 腕時計[16-04]

相談内容

腕時計を清掃していたら、金属製ベルトで手を切った。

テスト結果

腕時計を調べた結果、金属製ベルトのバックルの一部に尖った部分があった。その尖った部分の鋭利性を判定するテスト(ASTM F963)を行ったところ、「鋭利であり危険である」との結果が得られた。

この腕時計は、メーカーが尖った部分を丸めた。

 殺虫スプレー[16-05]

相談内容

殺虫スプレーを使ったら、ノズル近辺から殺虫液が吹き出してきて手がベトベトになった。

テスト結果

殺虫スプレーを調べた結果、スプレーボタンを真っ直ぐ下に押したときに殺虫液は漏れなかったが、スプレーボタンを斜めに押すと殺虫液がわずかに漏れ出した。構造を調べたところ、スプレー缶へのスプレーボタン取り付け部の嵌め合い(はめあい)がやや甘いため、ボタンを斜めに押すと、スプレーボタンの根元部から殺虫液が漏れ出すことがわかった。

・この殺虫スプレーは、メーカーが「スプレーボタンはまっすぐ下に押して下さい!」という注意表示を付け加えた。また、液が漏れ出さないように構造を改善することにした。
・殺虫液が手に付いた程度では、直ちに人体に影響を及ぼす可能性は低いですが、手などについた殺虫剤は速やかに洗い流すようにしましょう。

 強化ガラス製品[16-06]

相談内容

10年ぐらい前に買ったフランス製の強化ガラス製のティーカップ。6個セット中の1個が、突然粉々に割れた。

4年前に買ったテレビ用ラックの強化ガラス製窓が突然割れた。 

テスト結果

強化ガラスとは、普通のガラスよりも強度を高めるための加工を施したガラスのことである。割れるときに今回の2件の相談のように粉々になる特徴がある。突然割れる原因としては、次の2つがよく知られている。
(1)ガラスについた傷が温度変化等の影響で少しずつ進行した場合。
(2)ガラス内部の不純物(硫化ニッケル等)が時間と共に膨張した場合(注1)。
今回は、完全な原因究明には至らなかったが、破損状況などから、2つの相談はともに上記(1)、(2)のいずれかが原因であると推定した。

上記(2)項による割れは、以前、よく報告されていた事例です。この事例のように、まとめて購入したカップのうち1個が突然割れたような場合、残りのカップも今後突然割れる可能性があるので、使用は控えるようにしましょう。
(注1)硫化ニッケルは、数年かけて徐々に膨張する性質があります。

 ヤカン[16-07]

相談内容

そそぎ口の付け根の位置が低いヤカンでお湯を沸かしていたら、沸騰したときにお湯が噴き出してきた。

テスト結果

様々なヤカンで再現テストしたところ、次の2つの条件が重なったときにヤカンを強く加熱すると、相談の現象が再現した。
(1)そそぎ口の付け根が低いヤカンに水をたくさん入れた場合。
(2)ヤカンのフタが重く蒸気抜き穴などが小さい場合。
このような場合はヤカン内部で発生した蒸気の逃げ道が少ないため内圧が上昇し、その結果蒸気が熱湯とともに注ぎ口から噴き出してしまう。
今回の相談はそのヤカンの構造と強い加熱が重なったため湯が吹き出したものと推定した。

ヤカンを使う場合には取扱説明書をよく読んで、水を入れる量を守って使いましょう。特に、注ぎ口の付け根の位置が低いヤカンの場合は注意しましょう。

 電子レンジで温めて使う湯たんぽ[16-08]

相談内容

1ヶ月ほど前に購入した湯たんぽの中のジェルが、就寝中に漏れ出して足にかかってやけどした。この湯たんぽは、袋の中にジェルが密封されており、電子レンジで温めて使う商品である。

テスト結果

メーカーは、相談のあった商品は十分な強度を有するため、強度的な問題は無いとの見解を示した。しかし、センターでテストした結果、均等に力を加えた場合の強度はメーカーの見解どおりであったが、尖った物が当たると容易に商品が破けて内部のジェルが漏れだすことから、商品の強度に問題があると思われた。
さらに、メーカーが行ったテストで、電子レンジで規定時間の2倍加熱すると内部のジェルが膨張し、商品からジェルが漏れだす場合があることがわかった。
これらから、今回の事故は、商品に傷が付いていたこと、あるいは、電子レンジで規定の時間以上加熱したことなどが原因として推定された。

・この湯たんぽは、メーカーが販売を中止した。
・このようなタイプの湯たんぽを使用するときは、表示された加熱時間を守るなど使用上の注意をよく読みましょう。また、使用前に、商品に傷などがついていないかよく確認しましょう。

 ガスライター(その1)[15-01]

相談内容

ガスライターでタバコに火を付けようとしたところ、着火したとたんにライターの底のネジが抜け、そのネジ穴から吹き出したガスに引火して、爆発的に燃焼した。そのため顔面が火傷し、そばに敷いてあった布団に引火した。
ライターは2日前に購入したもので、4回使用しただけである。原因を調べてほしい。

テスト結果

当該品は、ライターの底面に炎の大きさを調整するネジが付いているタイプのガスライターであり、そのネジには抜け止め機構(ストッパ)が設けられていなかった。そのため、炎を大きくする方向にそのネジを回すとネジが外れ、ネジ穴からライター内部の高圧ガスが勢いよく吹き出す場合がある。
同等品を入手し、ろうそくの炎の付近で炎の大きさを調整するネジを回したところ、吹き出したガスが引火して爆発的に燃焼したため、火傷や火災に繋がる可能性が確認できた。併せて、吹き出したガスやネジが目に当たる可能性も確認できた。

・このガスライターは、メーカーが販売を中止した。
・炎の大きさを調整するネジのストッパの有無は一見ではわからないことが多いので、炎調整のネジの付いている型式のガスライターで炎調整を行う際は火の気のあるところを避け、覗き込まないなど注意しましょう。

 ほうろうのやかん[15-02]

相談内容

ほうろうのやかんを購入後、2~3ヶ月使用したら、内側がぼろぼろと剥離した。原因を調査してほしい。
なお、いつもやかんの中にはアルカリイオン整水器のアルカリ水を入れて使用している。

テスト結果

当該やかんを調査した結果、今回の事象は、ほうろうの剥離ではなくほうろう製のやかんの内側に付着した物質が剥離したものであった。この付着物は炭酸カルシウムであり、主にアルカリイオン整水器に添加した乳酸カルシウム(注1)由来のカルシウムイオンと二酸化炭素が反応して生成し、やかん内面に析出したものと推定される。(注1:今回相談者が使用していたアルカリイオン整水器は、乳酸カルシウムを添加する方式のものであった。)

 ガスライター(その2)[15-03]

相談内容

居間に置いたガスライターが音と共に突然ガスを吹き出した。ライターを調べると樹脂製ガスタンクの側面に1mm位の穴が空いていた。原因を知りたい。

テスト結果

当該ガスライターに空いた穴の周囲はなだらかに盛り上がり、表面は溶解したような状態であった。比較のため、同等品のガスタンクに虫眼鏡で太陽光線を集光して当てたところ、「ピュシュー」と言う音と共に事故品と同様の穴が空いた。また、火のついたタバコをガスライターのガスタンクの上に置いてしばらく放置した場合も、同様の現象が確認された。これらは、樹脂製ガスタンクが熱せられて軟化(当該品の軟化点は約110℃)し、内部のガス圧に耐えられなくなったためである。今回の件は、これらに類似した原因で発生したものと推定される。

ガスライターを使用するときには取扱説明書をよく読むとともに、高温にならないように注意しましょう。

 鍋(ハンドル着脱式)[14-01]

相談内容

1年前、クレジットカードのポイント還元でもらったハンドル着脱式の鍋(直径16cm)を使用中、ハンドルが外れて足に火傷を負った。不良品ではないか。事故原因を調べてほしい。

テスト結果

ハンドルはフェノール樹脂製と金属製の部品から構成されており、鍋をはさむクリップの強度は、金属製の雄ねじと樹脂製の雌ねじで保持されていた。 外観検査を行ったところ、鍋側の樹脂部には溶けた痕や熱分解によると思われる無数のひび割れが発生しており、特に雌ねじ部には著しく溶けた痕があった。 また、樹脂の物性試験を行ったところ、樹脂の融解点は約260度であった。 次に、同等品による再現テストを行ったところ、二口のガスレンジにおいて、小コンロの最大火力と大コンロの中火のいずれにおいても250度を超えることは無かった。 さらに、大コンロの最大火力で同様の加熱をしたところ、約3分で鍋との接触面の温度が260度を超え、約15分でねじが脱落し、このときハンドルは鍋を支持することはできなかった。 この商品の取扱説明書には「本体の側面や取っ手まで火がまわるようなご使用はおやめください」と記載されていた。 これらのことから、今回の事故は相談者の誤使用が原因と推定される。 ただし、取扱説明書のこの部分の記載が他の注意事項に比べて抽象的で消費者にわかりにくいこと、火の見え方が周辺の明るさに影響されやすいことなどがあげられ、誤使用した場合でも脱落事故の起こらない構造のハンドルにすべきであったと思われる(現在は改良済み)。

 ネックレス[14-02]

相談内容

18金のネックレスにスポーツ飲料をこぼしてしまったのでふき取った。翌日、このネックレスを見ると、変色しボロボロになっていた。飲料のせいだろうか。原因を知りたい。

テスト結果

蛍光X線分析装置を用い、ネックレスの変色した部分を調べたところ、主な元素として、金、銀、銅が検出されたが、これ以外に18金には通常含まれることのない水銀が検出された。 水銀は、金などの金属とアマルガムと呼ばれる合金を作りやすい。「アマルガム」の語源はギリシャ語の「柔らかい物質」という意味の言葉で、アマルガムとなった18金は変色、強度低下することが知られている。 以上のことから、ネックレス変色の原因は、何らかの理由で水銀がネックレスに付着し、この水銀が金とアマルガムを作ったことと推定された。

 自転車[14-03]

相談内容

購入後約3年の自転車で走行中、2本あるメインパイプのうち下側のパイプが切断した。金属疲労で破損するほど使用していないので事故原因を調べてほしい。

テスト結果

切断部は、ハンドルを取り付けるハンドルポストと連結しているヘッドパイプとの溶接部近辺であった。破断面は、電気溶接により溶解された箇所が著しく錆びており、アンダーカット(溶接時の溶融金属の肉盛り不足による肉厚の減少)が認められ、その反対側は延びて延性破壊の状態になっておりパイプの肉厚が減少していた。
次に硬度を計測し、溶接による熱影響の有無を調べたが、破断箇所近傍と他の箇所に著しい硬度の差が認められず、溶接による熱影響は少なかったものと推定された。
以上のことから、事故は、アンダーカット部に溶接欠陥の一つである割れが発生し、そこに水分が進入して錆が生じ、その後の繰り返しの使用による引張力が割れの箇所に集中的に働き、そのために割れが徐々に拡大していって、最後に持ちこたえられなくなって切断に至ったものと推定された。

 自転車[13-01]

相談内容

購入後約6年の普通自転車で走行中、右折するために急ブレーキを掛けたところ、ブレーキが利かず、足で止めたため足を痛めた。
自転車屋に持って行き調べたところ、後輪のブレーキが破損していた。
このブレーキは、カバーで覆われているため不具合が確認できず、不安だ。事故原因を調べてほしい。

テスト結果

このブレーキは、回転する車軸に連結しているドラムをゴム製ライニングの摩擦力により制動する構造になっている。
事故品のブレーキを分解して調べたところ、ライニングを固定している帯鋼が、リベット穴の部分で切断していた。その切断面は、ライニングの反対側のリベット穴の端部から錆が円形に拡がっており、その先は金属色を呈していた。
これらのことから事故原因は、リベット穴の周囲に何らかの原因で亀裂が生じ、この亀裂部に繰り返し力が加わって徐々に亀裂が拡大していたところに、急ブレーキを掛けたため、強度を超える力が掛かり切断に至ったと推定された。

 ガラスコップ[13-02]

相談内容

3週間目に購入し、5回ほど使用したクリスタルガラス製コップが洗浄中に突然割れて、指を5針縫う怪我をした。
販売店が行った調査によると、コップの口部に衝撃が加わったのが破損原因というが、そのような覚えがないので調査結果に不満だ。

テスト結果

光歪み計により、事故品及び同等品の歪みの有無を検査したところ、口部は口部強化による歪みは認められなかった。破断面等を顕微鏡により観察したところ、口部の表面端部に衝撃を受けたことに生じる貝殻条の割れが認められ、さらに口部の端部には多くの傷や凹みが観察された。
これらのことから、破損に至る前に口部の端部を何度もぶつけていたと思われ、ガラスの強度を超える衝撃的な力が口部の端部に加わったことが破損原因と推定された。

 座椅子[12-01]

相談内容

買ったばかりの座椅子をビニール袋から出すと、化学物質の臭いがした。ジーンズをはいた状態で、この座椅子を2時間ほど使用したところ、座椅子に接していた部分の肌が炎症を起こした。この座椅子から発生した化学物質について調べてほしい。

テスト結果

座椅子から揮発する化学物質を、吸着剤を詰めた管にいったん捕集した後、ガスクロマトグラフ質量分析装置を用いて分析した。その結果、主な化学物質としてトルエンが検出された。
これらの化学物質は、座椅子のマットを張り合わせている接着剤に由来すると推定された。製造後の乾燥が不十分であったりすると、こうした化学物質の臭いが商品に残る場合がある。
今回検出された化学物質と炎症との関連については、医師の見解を求めるようアドバイスした。

 照明器具[12-02]

相談内容

使い始めて2年で、蛍光灯用照明器具の内部から発煙した。火災になるのではないかと思い天井から外した。外した後は燃え広がるようなことはなかったが、不安なので原因を知りたい。

テスト結果

故障箇所は、インバータ回路に使われている電解コンデンサであった。電解コンデンサは、製造時点から劣化が始まり、末期では電解液が、破裂を防ぐための圧力弁から外部に放散されることがある。このときの電解液の蒸気が煙として誤認されることがある。
この照明器具は、使用して2年ということであったが製造されてからは、7年以上を経過した製品であったため、部品の寿命が来て故障したものと考えられる。

 アロマテラピー用ろうそく[12-03]

相談内容

テレビの上に置いたアロマテラピー用ろうそくを消し忘れて就寝したところ、壁などを焼失する火災となり、家族3人が気管熱傷となり入院した。

テスト結果

相談者等の話では、火災事故の原因は、ろうそくの入っていた金属製容器がろうそくの炎により熱せられて高温になり、テレビの天板を軟化変形させ、そのため、横に置いてあったVTR機器の上に落下したためと推定されていた。
同等品を他社製テレビの天板上に置いて再現テストを行ったところ、容器の底の温度は最高で111℃に達したが天板が軟化変形することはなかった。例え軟化変形したとしても横に落下することは無いものと推定され、出火原因の特定は出来なかった。

 バッテリーパック[12-04]

相談内容

バッテリーパックを引出の中に保管していたところ、一緒に入れてあった財布の紐が燃えた。
当該品は、携帯型ゲーム機の乾電池ホルダーに取り付け、乾電池の代わりに繰り返し充放電が可能なニカド電池によって駆動させるものである。

テスト結果

原因は、バッテリーパックの充放電端子が、財布に取付けてあった金属製チェーンに触れたため、チェーンに大きな電流が流れて発熱し、接触した財布の紐が燃えたものと推定された。
同等品により再現テストを行ったところ、バッテリーパックの充放電端子は、外部に露出していて容易に金属製チェーンと接触可能であったこと及びチェーンの温度は400℃以上になり、綿製の紐を焦がすのに十分な温度に達することが確認された。

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