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トップページ > 消費者教育 > タイアップ企画等 > 事業者における消費者教育の取組を応援します! > 取組事例紹介【生活協同組合コープみらい・東京エリア】

更新日:2015年3月5日

取組事例紹介【生活協同組合コープみらい・東京エリア】

職員向け消費者教育始動!
~まずは職員の家族・親族から始め、地域の高齢者の“見守り”に役立てていく足掛かりとして~

 

取組内容

コープみらい講座風景 生活協同組合コープみらい コープデリ宅配 東京エリアでは、平成26年度、東京都消費生活総合センターの「出前講座」を活用した自主研修会を3回(6月21日、7月5日、12月6日)実施しました。
6月21日(土曜日)東京エリア第1地区で実施した取組を、実際に企画されたコープみらいのご担当者にご紹介いただきました。

【テーマ】 高齢者の暮らしに潜む消費者トラブル
【内 容】 DVDの視聴やクイズで、楽しく学びます。
«第1部»高齢者の消費者トラブル
«第2部»0から学ぶ食品添加物
«第3部»商品学習&試食
当日は3部制の自主研修会として参加者を募り、正規・パート職員合計75名に参加していただいくことができました。第1部でお願いした「出前講座」の講師は、ご自身でもコープデリ宅配をご利用していることから、業務内容もご存じで、生協職員向けにとても理解しやすい内容の講座となりました。悪質商法の手口について、DVDを視聴したり、ロールプレイングを実施したりして、高齢者を狙う悪質商法の手口をわかりやすく学ぶことができました。

取組実施のきっかけ・目標

【きっかけ】 
地域社会に潜む数々の悪質商法について、組合員活動の場などを通じて学ぶ機会は多く企画されています。しかし、私たち職員の消費者被害についての関心は薄いような気がしますし、高齢者の暮らしについての意識も希薄である職員も多いように感じられ、自ら学ぶ機会を設けたいと考えました。
【目  標】  
近年、巧妙化してきている悪質商法の手口を職員が自ら学び知る機会を設けることで、職員自身の家族・親族をはじめ、配達時における組合員対応、そして地域にお住まいの消費者の暮らしに貢献できる職員の育成を目指します。

企画 ・実施に当たって苦労した点、工夫した点、反省点

 75名と比較的大規模な講座になりましたので、当日にトラブルが生じないように、スクリーン、スライド機器などの会場設営は前日に行いました。
20代~30代の若い職員が大半を占める学習会のため、DVDの視聴、ロールプレイングなどを通して、楽しく学べる“参加型”の学習会となるように企画しました。

取組実施後の成果、従業員の反応など

 参加者からは、「高齢者がなぜ騙されやすいか、騙す手口をとても分かりやすく学ぶことができた。」「“契約とはどういうことか?”ということを考えたり、実際に多い被害例を学ぶことができ、少しでも役に立てればと思った。」「本日の学習をきっかけにして、自分でも学習していきたいと思った。」などの声が聞かれました。

今後の展開 

 今後も各区市ですすめている“見守り”活動にコープみらいも積極的に参加していきます。そのため、日々、地域へ配達を行う職員の消費者被害について学べる場を設けていく必要があると思っています。 

 

お問い合わせ先

東京都消費生活総合センター活動推進課高齢者見守り・連携担当

電話番号:03-6228-1331
ファックス番号:03-3268-1505