わたしは消費者 教員向け情報提供誌-Web版
東京都の各種取り組み
平成25年度 すぐに役立つ「教員のための消費者教育講座」実施報告
東京都消費生活総合センター活動推進課

東京都消費生活総合センターでは、毎年度、小・中・高等学校、特別支援学校の教職員の方々を対象とした「教員のための消費者教育講座」を開催しています。本年度は、学校の夏休み時期を利用した7月25日〜8月23日の期間に、16テーマの講座を飯田橋・立川の2会場で開催。延べ1,162名に受講いただきました。今年度は「すぐに役立つ」をキャッチフレーズに、ワークショップや最近の消費者問題の事例などを多く取り入れたところ、大変好評でした。

講義内容の一部をご紹介します

◇実践!学校での法教育ワークショップ

 〜労働関係を題材に〜

 講師:第二東京弁護士会

    法教育の普及・推進に関する委員会

「Ara-shi工業に勤めている5人の社員のうち、A(33歳)がリストラの危機に!Aは自分がリストラの対象になる理由に納得がいかない。一方、社長には社長の言い分がある・・・」。この事例に基づき、受講者はそれぞれの立場に分かれて労使交渉の授業を体験しました。この授業は、「生徒たちに考えさせ、当事者双方の立場を踏まえた妥当な解決の方法を学ぶ」ことを重視しています。アンケートでは「答えを求める声が多い中、考え方を学ぶ授業の大切さに気付いた」「生徒の立場でのワークショップは新鮮だった」とのご意見をいただきました。

◇実践! Web版消費者教育読本による消費者教育

 「ネットでキャッと大作戦」

 講師:弁護士 稲益 みつこ氏

スマートフォンを使う子供たちが増え、インターネットと子供たちを取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。平成24年度に当センターが作成したWeb教材をもとに、最近話題のSNS等を疑似体験するとともに、授業での教材の活用方法について、映像と指導書を使いながら具体的に解説していただきました。受講者からは、「実際に授業で利用したい」「法律のこともわかってよかった」などのご意見をいただきました。

実験実習講座に参加された方からの声です

◇自分で作ってみようおもしろ電池

 〜家庭の電気について考えよう〜

・実際に電気料金を計算して、料金の仕組みが理解できました。電気は身近なエネルギーなので、教材としてもよいと思いました。

・実学的ですぐに実践できそうな内容だったので、授業の題材の一部として使います。

◇生活排水から環境問題を考える

 〜下水道のはなし〜

・顕微鏡で観察できて楽しかったです。

・水を汚さないように行動に移さなければ。調理実習や環境の授業で生かしていきたいです。

<各講座受講者数>