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くらしを彩る時季の催しをご紹介 東京彩祭(とうきょうさいさい)

藤まつり 亀戸天神社(江東区)

くらしの彩祭話々(さいさいわわ)

亀戸天神社 藤まつり

 1663(寛文3)年創建と、350年以上の歴史がある亀戸天神社。菅原道真公を祀る太宰府天満宮の分祀として、長きにわたって「亀戸の天神さま」と親しまれてきました。
 江戸時代から「藤の名所」として評判で、幕末の安政年間に浮世絵師・歌川広重が描いた連作浮世絵名所絵『名所江戸百景』でも、この亀戸天神社が取り上げられています。「亀戸天神境内」と名付けられたその浮世絵(写真参照)は、境内の藤と太鼓橋が大胆な構図で配置され、斬新な魅力を醸し出しています。この作風は『睡蓮』などで有名なフランスの画家クロード・モネら、印象派の画家たちにも影響を与えたとされています。

 藤まつりは毎年4月下旬から5月上旬にかけて催されます。15棚100株の藤が咲き誇り、芳しい香りが漂う中、境内は多くの見物客で賑わいます。そんな光景を美しく写真に収めるのならば、歌川広重が描いたような藤と太鼓橋の構図のほか、藤とスカイツリーの構図もお勧め。また、期間中は日没から0時までの夜間、藤棚がライトアップされます。闇の中に照らし出される藤は、日中とはまた違った風情があり、その美しさに感動を覚えること間違いなしです。
 江戸の人々が楽しんだ「亀戸の藤浪」を、現代を生きる私たちも同じように楽しめるなんて、とても素敵なことですよね。ぜひ皆さんも足を運んでみませんか。

出典:国立国会図書館

今月の催し

亀戸天神社 藤まつり

  • イベント日時
    平成29年4月15日(土)~5月7日(日) 

会場概要

亀戸天神社(東京都江東区亀戸3-6-1)
  • 問合せ先
    03-3681-0010(亀戸天神社)
  • アクセス
    JR総武線「亀戸」駅、同線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅からそれぞれ徒歩15分

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亀戸天神社境内のシンボル的な一対の太鼓橋は○○と呼ばれ親しまれています。○○とは?
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