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テストレポート

ドアに挟(はさ)まれて指を切断!?~ドアの安全性に関する調査を実施しました~

平成23年から27年の5年間で、東京消防庁管内では45人の子供が手動ドアに挟まれて指を切断し、救急搬送されています。子供の挟まれ事故の要因として、ドアによる事故が最も多く発生していることから、東京都は、住宅のドアによる危害危険経験等について、インターネットアンケート等による調査を実施しました。

1.アンケート結果

※調査対象者…小学校1、2年生の子供と同居する保護者1,030人

  • 約3人に1人は、ドアに指などを「挟まれた」経験がありました。中には、骨折した子供もいました。
  • 「挟まれた」又は「挟まれそうになった」経験(以下「危害危険経験」といいます。)時の年齢は、2歳が最多でした。
  • 危害危険経験は、室内ドア(居間)が一番多く、全体の約4割でした。次いで、約3割は玄関ドアで発生していました。一方、約6割は、ドアの開閉を緩やかにするドアクローザ等がついていませんでした。
  • 危害危険経験時のドアの種類の約8割が「開き戸」でした。
指挟み防止グッズ(例)と指挟み防止ドア(例)

2.試験結果

※アンケートの結果、危害危険経験の多かった「開き戸」で実施

(1)隙間測定
  • 90度に開放したドア(開き戸)の吊元側(丁番側)の隙間は、33mmでした。
  • 指挟み防止グッズ(吊元側)の全長は、最も長いもので2歳児の平均身長とほぼ同程度の長さしかなく、子供の手の届く高さに隙間ができました。
  • 指挟み防止仕様のドアでは、吊元側に指を挟む隙間はありませんでした。
(2)破断試験
ドアの吊元側の隙間に直径7mmの木製の棒を挟み込んだ結果、
  • 破断・変形量は、戸先側(ドアノブ側)よりも吊元側の方が大きくなりました。
  • ドアクローザがないドアの吊元側では、木製の棒が破断しました。
ドアクローザ ※アンケートの結果、危害危険経験の多かった2歳児を想定

3.アドバイス

  • 指挟み防止対策をしましょう。
    • 指挟み防止グッズは、必要に応じて複数使用するなど、子供の手の届く高さを考慮して取り付けましょう。
    • 住宅購入時などには、指挟み防止仕様のドアの設置等も考慮しましょう。
  • ドアを開閉するときは、子供がどこにいるのか良く確認しましょう。
    • 小さな子供は、気づかないうちに後ろからついてきたり、ドアの隙間に手をかけたりしているので、注意が必要です。
  • 子供をドアで遊ばせないようにしましょう。また、ドアに挟まれてケガをする危険があることを教えておきましょう。
  • 室内用のドアにも、ドアの開閉を緩やかにするドアクローザ等の設置を考慮しましょう。

詳細は、東京くらしWEB「くらしの安全」でご覧いただけます。
ホームページ http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/test/door_press.html

問い合わせ
東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3082