東京くらしねっと 2月号

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フレッシュ市場 2月は鶏卵の「旬」

 ゆでたまごや玉子焼き、親子丼に茶碗蒸し、姿形を変えながら毎日の食卓に並ぶ卵。スーパーなどで目にする卵の多くは採卵用の鶏が生んだ無精卵で、品質が均一になることから、旬の感覚が薄い食材ですが、もともとは2月から4月が旬です。冬から春にかけては産卵数が減り、卵が母鶏の中で時間をかけて成熟されるため、栄養価が高くなると言われるためです。俳句の季語に「寒卵」という言葉があることからも、この時期の卵は特別視されていたことが分かります。
 暦の上で一番寒い「大寒」の日に生まれた卵は滋養が豊富で「一年間健康に過ごせる」「金運が上昇する」と言われ、縁起物として人気になっています。その昔、卵が保存食として乾物屋で売られていた頃には、他にも季節ごとの名称がありました。春の彼岸過ぎに、若草を食べた若鶏の産んだ「草卵」、土用の時期に産み落とされ、夏の疲れにも効果があると言われた「土用卵」などです。
 現在、品質や衛生管理の向上により、鮮度の高い、より安全な卵を私たちは食べることができます。特別な日には、各地で生産されている銘柄卵を食べて、旬を感じてみるのも良いかもしれません。

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イラスト イッチーノの息子 コチーノ
イッチーノの息子 コチーノ

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