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フレッシュ市場

東京うこっけい

全身を柔らかい羽毛で覆われ、肉や骨が黒いという特徴を持つ烏骨鶏 うこっけい は、江戸時代の初期にその薬効を記した薬学書とともに中国から渡来しました。中国や韓国では古来より肉や卵が薬膳料理の素材として珍重されており、漢方の効能もうたわれている鶏です。「東京うこっけい」は、元々、年間50~80個程度しか産卵しなかった烏骨鶏を、えさの量をほとんど増やすことなく年間190個程度まで産むように品種改良し、平成10年に系統を確立した東京都の特産鶏です。多摩地区の農家を中心に飼養されています。

農家で生産された卵は主に農協などの直売所で販売されており、カステラやプリン等のお菓子の材料としても利用されています。卵は1個40g程度と小ぶりで価格も高めですが、一般の鶏卵より黄身の割合が多く白身がさらっとしているため、濃厚な味が楽しめます。

資料提供:(公財)東京都農林水産振興財団 東京都農林総合研究センター

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