

エンドウ
エンドウ(豌豆)の栽培の歴史は古く、紀元前7千年頃に古代オリエント地方で栽培されたのがはじまりとされています。日本には中国から9~10世紀頃に伝来したと言われています。現在栽培されている品種の多くは、伊豆諸島の大島で仁村伊三郎が育成した品種であり、これが全国に普及し、寒冷地でも温暖な土地でも適応できる品種に改良されたものです。
エンドウには、未熟なサヤをそのまま食べるキヌサヤなど、サヤエンドウと呼ばれる種と、グリーンピース、ウスイエンドウなど、乾燥する前の若い生の豆を食べる実エンドウ種に大別されます。中でも「スナップエンドウ」は、豆が大きく成長してもサヤが柔らかく、豆と肉厚なサヤの両方を食べられ、調理も簡単とあって、近ごろ人気です。また、エンドウの若い芽やツルは、豆苗(とうみょう)と呼ばれます。
エンドウ類の旬は春から初夏です。特に実エンドウはほとんどが路地物になるため、旬が短く、この季節ならではの食材です。ひと手間はかかりますが、冷凍や缶詰とはまったく違った風味が味わえます。豆ごはん、スープなど、和洋問わずいろいろなメニューをお楽しみください。
<資料提供>
東京都中央卸売市場築地市場 東京シティ青果株式会社

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