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相談の窓口から
保管していた乾電池が破裂!
~電池使用上の注意点~

Q 購入した各種類の乾電池を、ビニール袋に入れ机の引出しに保管していたら、乾電池が破裂していました。どうしてこのようなことになったのでしょうか。
A 電池はプラス極とマイナス極の端子が接触すると電気が流れ、ショートして液漏れや破裂することがあります。違う種類の電池を組み合わせた時にも、電池容量の違いにより、過剰な電流が流れて発熱したり破裂する危険性があります。電池と金属が触れた時にも同様の危険があります。むき出しのままクリップ等の金属と一緒にバラバラに袋に入れて保管をすると知らないうちにショートして破裂することがあり、燃えやすいものがそばにあれば火災になる危険性もあります。保管する時は購入時のシートやパックをはがさず、プラス極とマイナス極が接触しない様にしましょう。捨てる時はそれぞれの自治体の廃棄方法に従いますが、安全のため、電池のプラス極とマイナス極を、それぞれセロハンテープやビニールテープで絶縁して廃棄してください。古くなった電池を放置すると液漏れすることがあります。アルカリ電池からはアルカリ液が漏れ化学火傷の危険があり、目に入ると失明の恐れもあるので注意が必要です。マンガン乾電池は時計などの小さな電流で作動するものや、使うときだけ電力が必要なリモコンや懐中電灯などに向いています。アルカリ乾電池はパワーがあり長持ちするので、デジタルカメラなど比較的大きな電流を持続的に必要とするものに適しています。なお、コイン形電池やボタン形電池について、子供の誤飲事故が発生していますので注意が必要です。詳しくは、「安全シグナル」をご覧ください。
相談窓口のご案内… TEL03-3235-1155

[電池使用上の注意点]

  1. ①機器に装填する時は、電池のプラス極とマイナス極を逆にしないこと。
  2. ②電池の外装(フィルム)をはがしたり傷つけない様に注意すること。
  3. ③新しい電池と古い電池を一緒に使わないこと。(電池には使用推奨期限表示があるので注意して使いましょう。)
  4. ④電池の種類を同一にすること。(例えば、マンガン電池とアルカリ電池を同時に使わないようにしましょう。同じメーカーの電池、できれば同一銘柄の電池に揃えましょう。)

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