年末になり、大掃除をする家が多いことと思います。大きな家具や電気製品を動かすこの機会に、火災の原因にもなり得るコンセントや電気コードをチェックしましょう。
表1 東京消防庁管内における プラグのトラッキング火災件数推移 |
東京消防庁発行の「平成17年版火災の実態」によると、プラグのトラッキング現象による火災が、東京消防庁管内において毎年20件以上発生しています。(表1参照)
プラグのトラッキング現象とは、長期間にわたりプラグをコンセントに差し込んだままにすると、たまったほこりや湿気のために、差し刃間に微弱の電流が流れて、出火することをいいます。
このような火災は、水気の多い台所や洗面所付近、家具に隠れてほこりがたまったコンセントなどで、多く発生しています。
それ以外にも、コードが家具などで押しつぶされたり、強く引っ張られることにより、芯線が損傷して火災になってしまった例も多く報告されています。
また、コードを束ねて使用すると高温になることがあり、危険です。
火災を防ぐためにも、次のことをチェックしましょう。
●長期間差し込んだままのプラグは、コンセントから抜き、乾いた布でほこりを取りましょう。
●プラグを抜くときは、コードを直接引っ張らず、プラグ本体を持ちましょう。差し込む時は奥までしっかり差し込みましょう。
●電気コードは損傷がないか、家具などの下敷きになっていないか確認しましょう。また、束ねないようにしましょう。
●使用していない電気製品のプラグはコンセントから抜いておきましょう。