りんごは、クエン酸、リンゴ酸、ブドウ糖や果糖などのほか、カリウムや食物繊維なども豊富に含まれ、産地では「1日1個のりんごは医者を遠ざける」といわれている果物です。特に食物繊維は、血液中のコレステロール値を下げたり、血糖値の上昇を抑えたり、整腸作用の効果が認められています。そのため、動脈硬化、糖尿病、大腸がんや高血圧などの生活習慣病に効果がある、美容と健康に良い食べ物の代表といえます。
りんごの原産地は、中央アジアの『コーカサス山脈』と中国の『天山山脈』を中心とした山岳地帯と考えられており、ここから世界各地に伝わりました。現在、私たちが食べている西洋りんごは、明治4年(1871年)に日本に導入され、当時の内務省勧業寮から各地に苗木が配布され広がっていきました。
りんごの品種としては、果汁が多く、香り高くて日持ちの良い『ふじ』、実が幼いときから袋をかけて育て美しいピンク色に仕上げる『むつ』、甘みと酸味が程よい『ジョナゴールド』、斑点のある黄緑色の果皮の『王林』、酸味が強くアップルパイなどに最適な『紅玉』、肉質が緻密でジューシーな『北斗』などいろいろあり、秋口から出回り始めます。