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トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成27(2015)年度 > 子供のボタン電池の誤飲に注意!~安全対策の検討に着手しました~

更新日:2016年2月16日

子供のボタン電池の誤飲に注意!

2015年7月8日

 子供がボタン電池を誤飲し、食道に潰瘍が生じるなどの重篤な事故が起きています。子供が製品から電池を取出したり、電池交換の際に子供の手の届くところにちょっと置いた隙に飲み込んでしまう事例などがあります。海外では死亡に至る事例もあります。

平成27年10月23日 調査結果を追加!  

コイン形リチウム電池を誤飲した時の体内の被害状況について鶏肉を使った再現実験をしたところ、実験開始直後から反応が始まり、2時間後には鶏肉の表面に深く激しい「ただれ」が確認されました。コイン形リチウム電池は誤飲すると「死に至る」ことがあり特に危険です。

写真:実験開始後30分写真:実験開始後120分
写真:実験開始後30分(左)・実験開始後120分(右)

直径が大きく食道にひっかかりやすい。電圧が高く、短時間で重症化しやすく、死に至ることもあります。(写真)
コイン形リチウム電池及びボタン形電池(アルカリ、酸化銀、空気亜鉛)

重症な事故事例

  • 1歳児がライト付耳かきからコイン形リチウム電池を取出し、誤飲した。気管と食道に孔が開き、2か月入院した。
  • 2歳児が電池保管している容器から電池を取出し誤飲した。内視鏡で異物摘出。食道の腐食が激しく27日間入院した。

子供にボタン電池を触らせないでください

電池室(電池収納部)の安全対策の確認!

 ボタン電池を使用している製品で、電池室(電池収納部)が工具を使わず開けられたり、簡単に壊れやすいものは、子供に触らせないようにしましょう。

ボタン電池の保管は、子供が触れられないところに!

 ボタン電池は鍵のかかる引出しなど、子供が触れられないところで保管しましょう。
子供から見えないところで交換する、わずかな時間でも放置しないなど、交換の際には注意しましょう。
使用直前まで包装をとらない、使い終わった電池はビニルテープ等で絶縁しましょう。

誤飲の疑いがある時は、すぐに医師等に相談!

 処置の遅れが重症化につながる恐れがあるので、誤飲した時やその恐れがある時は直ちに医師等に相談しましょう。

‹公益財団法人 日本中毒情報センター>

  • 大阪中毒110番 072-727-2499
  • つくば中毒110番 029-852-9999
 東京都商品等安全対策協議会では、「子供に対するボタン電池等の安全対策」の検討に着手しました。今後、アンケート調査や事故再現実験を行い、具体的な安全対策を提言していく予定です。

 印刷用のPDFはこちら(PDF:300KB)

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055