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トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成22(2010)年度以前 > 食べ物による窒息事故について

更新日:2017年3月9日

食べ物による窒息事故について

平成20年11月6日
生活文化スポーツ局

食べ物による窒息事故について

子どもがこんにゃく入りゼリーを誤って飲み込んだことによる窒息事故が頻発し、死者も出るような痛ましい事故が発生しています。 同様の窒息事故はこんにゃく入りゼリー以外の食品でも起きています。厚生労働省の統計によると、毎年、食品による窒息で4歳以下の子どもが30人以上亡くなっており、そのうち1歳未満の子どもが半数を占めています。

内閣府食品安全委員会では、食べ物による窒息事故を防ぐために『食べ物は食べやすい大きさにして、よく噛んで食べる』『食事の際は、なるべく誰かがそばにいて注意して見ている』など注意を呼びかけています。また、同委員会のウェブサイトでは、食べ物がつまったときのための応急手当をご覧になれます。

万が一、つまった時のために応急手当を覚えておきましょう。

119番通報を誰かに頼み、ただちに以下の方法でつまった物の除去を試みます。

背部叩打法

乳幼児では、口の中に指を入れずに、乳児は片腕にうつぶせに乗せ顔を支えて、また、少し大きい子は立て膝で太ももがうつぶせにした子のみぞおちを圧迫するようにして、どちらも頭を低くして、背中のまん中を平手で4、5 回叩きます。なお、腹部臓器を傷つけないよう力を加減します。

ハイムリッヒ法(腹部突き上げ法)

大人や年長児では、後ろから両腕を回し、みぞおちの下で片方の手を握り拳にして、腹部を上方へ圧迫します。

この方法が行えない場合、横向きに寝かせて、または、座って前かがみにして背部叩打法を試みます。高齢者では食べ物が口の中にたまっているのが見えれば、まず、ハンカチやガーゼなどを巻いた指で口から掻き出すことを試みます。

引用 内閣府 食品安全委員会作成(「食べ物による窒息事故を防ぐために」)

関連情報

  1. 東京消防庁
    「食べ物をのどに詰まらせた救急事故の発生状況」(平成20年11月4日公表)
  2. 内閣府 食品安全委員会
    「こんにゃく入りゼリー」による窒息事故について」(平成20年9月30日更新)
    「食べ物による窒息事故を防ぐために」(平成20年5月8日更新)
  3. 厚生労働省
    「食品による窒息事故に関する研究結果等について」
  4. 農林水産省
    「ミニカップタイプのこんにゃくゼリーにご注意!」
  5. 独立行政法人 国民生活センター
    「またひとり こんにゃく入りゼリーで死亡 - 子どもや高齢者に絶対に与えない!-」(平成20年9月30日公表)
  6. 国立保健医療科学院
    「子どもに安全をプレゼント - 事故防止支援サイト-【応急手当】」

その他の注意喚起情報はこちら

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055