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トップページ > 商品安全 > 東京都商品等安全対策協議会 > 子ども用衣類の安全確保について > 都から「子ども用衣類の安全確保」について提案・要望

更新日:2013年3月21日

都から「子ども用衣類の安全確保」について提案・要望

平成19年5月15日
生活文化スポーツ局

1 都が提案・要望を行う背景

都の「商品等の安全問題に関する協議会」が、去る3月26日に、子ども用衣類の安全確保について報告をまとめましたが、この間、国や事業者団体等において、子ども用衣類の安全確保に向けた取り組みをより具体化する動きが出ています。

独立行政法人産業技術総合研究所では、子ども用衣類のデザインに関する安全規格(JIS)を平成21年度までに制定することを目指し、原案を作成するとしています。また、キッズデザイン協議会では、平成19年度に子どもの安全・安心の向上と健やかな成長発達に役立つ製品等のデザインを顕彰する「キッズデザイン賞」を創設するとしています。

一方、事業者側では、全日本婦人子供服工業組合連合会は、今回の問題提起を受けて安全・安心なモノづくりのためのガイドライン作成に取り組むとしています。デザイナー・パタンナー育成教育機関でも、子ども用衣類が関係した事故の実態や海外の安全基準等の解説をテキストに取り入れ、学生に対する教育を充実するなど、子ども用衣類の安全確保に向けた取り組みを強化するとしています。

都では、この度、こうした関係機関等の動きをさらに促進し、その取り組みを確実なものにするために、国や事業者団体等に対し提案・要望を行いました。

2 国や事業者団体等への主な提案・要望

(1) 国、関係機関、関係団体

  • 子ども用衣類のデザインに関する安全規格(JIS)の早期制定
  • 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会のデザイン顕彰制度「キッズデザイン賞」の普及拡大

(2) 製造・販売事業者団体

  • 子ども用衣類のデザインに関する業界自主安全基準の早期策定
  • 安全基準適合マークの創設、子ども用衣類に注意表示を添付
  • 安全点検マニュアルの作成
  • 事故情報の迅速な公表
  • 「育児雑誌」、「育児書」、「ファッション雑誌」等による事故防止の注意喚起

(3) デザイナー・パタンナー育成教育機関

  • 学生に対する子ども用衣類の安全性確保に関する教材、カリキュラムの提供

3 東京都による普及啓発の充実

消費者や教育関係者等に対し、分かりやすい事故防止リーフレットの作成やホームページ等により、事故防止対策に関する普及啓発を充実していきます。

※東京くらしWEB「くらしの安全情報サイト」

消費者に対し、事業者や消費生活センター等に事故情報を通報するよう、働きかけていきます。

※最寄りの区市町村消費生活センター、東京都消費生活総合センター(03-3235-1155)

【参考】

提案・要望先一覧
種別 提案・要望先(団体名) 提案・要望内容
経済産業省
  • 安全規格(JIS)の早期制定
  • デザイン顕彰制度「キッズデザイン賞」の普及拡大・指導
  • 製造・販売事業者の取組みの推進・指導
関係機関 独立行政法人 産業技術総合研究所 安全規格(JIS)原案の早期作成
関係団体 特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会 デザイン顕彰制度「キッズデザイン賞」の普及拡大
製造事業者団体 全日本婦人子供服工業組合連合会
  • 業界自主安全基準の早期策定
  • 安全基準適合マークの表示、注意表示を添付
  • 品質管理(検査)体制の充実強化、安全点検マニュアルの作成
  • 事故情報の収集体制の整備(相談窓口等)、分析・評価体制の充実
  • 事故情報の共有・連携
  • 事故情報の迅速な公表
  • 安全性に配慮したデザイン研究開発の推進
  • 団体加盟事業者への安全規格等周知による安全意識の向上
  • 消費者への「育児雑誌」、「育児書」、「ファッション雑誌」等による事故防止の注意喚起
社団法人 日本アパレル産業協会
販売事業者団体 関東百貨店協会
日本チェーンストア協会関東支部
教育関係団体 財団法人 日本ファッション教育振興協会 学生に対する子ども用衣類のデザイン面の安全確保に関する教材・カリキュラム提供による安全意識の向上
社団法人 東京都服飾学校協会
日本私立大学協会
日本私立短期大学協会

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055